満場一致で可決、安保法案


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 あまりニュースで大きく取り上げているところが無いのだが、今回の安保関連法案、野党も含め全員賛成、満場一致で可決していることをご存じだろうか?
平成27年7月15日 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会がネット中継された。しばらくは平穏に総括質疑がされていたが、12:00を過ぎた頃、突如議長が強制的に質疑を終了させ、国会内は大荒れとなった。
 今回の内容質疑内容としては以下である。
・「我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律案」
・国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する
自衛隊法等の一部を改正する法律案
・国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する人道復興支援活動等に関する法律案
・領域等の警備に関する法律案
 本法案は12:28ごろ満場一致(プラカードをもち反対で勢い余り起立している議員も含め)で可決され中継が終了した。
 野党はこの強行採決に「憲法違反である」「反対だ」などと反論していたが、今後、16日の衆議院通過を目指す方針となる。(2015年07月15日 秒刊SUNDAY)』(http://www.yukawanet.com/archives/4906383.html
 抗議のプラカード上げてる人も、起立賛成とカウント。


 それで全員賛成となり全会一致で賛成なのだ。 
 茶番じゃないの?、この採決が象徴している。
 採決方法が茶番とかじゃなくて、結局、安保法案の審議自体が演劇に過ぎなかった。それを象徴している。
 私は前に書いた。安保法案を巡るゴタゴタは国民の目をTPPから逸らす為だと(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20150629/1435547487)。益々、その印象を強く抱いた。
 そして安保法案を巡るゴタゴタは国民の目を「真の安保議論」から逸らす目的も持っていた。その目的は達せられた。だから全会一致で賛成なのだ!
「真の安保議論」とは日本の核武装である。
 安保論議なのに、どうして長い話し合いの中で核武装の議論が一つも出ないの?、有り得ないよ、そんなの!


 突き詰めれば、集団的自衛権の話も、我が国が国際的な集団安全保障体制に依存し続けるのか、それとも核武装により自主防衛による独自の安全保障体制を確立するか、どちらにするのか、その選択の議論に収斂する筈だ。ところが、与党も野党も、議論がそこまで進まないように、違う方向へ持って行くことばかりしていた。
 つまり本来ならば、野党が集団的自衛権を拒絶するなら自主防衛による国防の自立が必要になるので、それとセットで議論されなければ意味が無い筈なのに、議論が逸らされてそうならない。
 それは何故かと言えば、与党のスポンサーも野党のスポンサーも、日本の核武装を望んでいないからだ(大きく見て与党のスポンサー=アメリカ、野党のスポンサー=中国)。
 日本の政治的議論には、アメリカと中国の意思が反映されている。だから与党も野党もスポンサーの意思に反しないように行動した!
 そうやって議論を組み立てているから(首相の説明も野党の質問も!)、話が本質的な方向へちっとも進んでいかない。
 与党も野党も国民を誤魔化す方向にばかり動いていく。おかしいんだよこんなの!
 日本の為に真剣に考え、活動している議員が一人も居ないのだ!


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