杜撰な託児所の謎


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 栃木県で保育中の女児を放置死させた疑いで、託児所の経営者らが逮捕された。
『栃木県警は23日、宇都宮市内の認可外保育施設「といず」で昨年7月、下痢や発熱の症状があった生後9カ月の女児に適切な医療措置を受けさせずに放置し、死亡させたとして保護責任者遺棄致死の疑いで、当時の施設経営者木村久美子容疑者(58)=横浜市神奈川区三ツ沢中町=ら3人を逮捕した。
 ほかの逮捕者は、いずれも従業員で木村容疑者の長女怜美容疑者(28)と次男高容疑者(23)。
 逮捕容疑は昨年7月23日から宿泊保育中だった山口愛美利ちゃんに下痢や38度以上の発熱の症状があったのに、両親に連絡したり医師に受診させたりせず放置し、同26日未明、熱中症により死亡させた疑い。(2015年07月23日 ロイター)』(http://jp.reuters.com/article/2015/07/23/idJP2015072301001495
 この事件、謎がある。


 報道に温度差があるのだ。ロイターの報道では、病気や熱中症を原因とする不慮の事故である印象を受ける。
 しかし、一部の報道は、子供が「毛布でぐるぐる巻きにされたうえ、ひもで固く縛られている」などの杜撰な営業実態があったことを明らかにしている(http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00298236.html)。
 ネットによると、子供をぐるぐる巻きにするのは韓国の習慣だという。調べてみると、韓国では赤ん坊をぐるぐる巻きにする「ポンテギ巻き」という習慣があるようだ(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1034320935)。しかし、ひもで固く縛るということは無いようで、もしも韓国の育児法を真似たとしても、やはりこの託児所が特に異常なのだ。
 また亡くなった子供の両親の会見によれば、子供には顔に複数のあざや打撲痕があったという(http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2546890.html)。
 そんな酷い実態が有りながらも、この保育施設は「看護師の常駐」や「嘱託医も完備」などというウソの宣伝をしていたらしい(http://ameblo.jp/hiro2014726/entry-11924799320.html)。
 事実とすれば実に悪質だ!


 にも拘らず、事件発生から暫く警察も動かなかった。
 この保育施設の運営母体は、有限会社ウィン教育研究所というところらしい(http://yahooonews.blog.so-net.ne.jp/2015-07-24)。ウィン教育研究所の代表はK氏という人物(http://open.mixi.jp/user/5330780/diary/1937275045)。
 FRIDAYによると、このウィン教育研究所の代表が、元栃木県県議会議員であり、捕まった木村母子の親族という立場のようだ(http://friday.kodansha.ne.jp/archives/42931/)。
 情報によると、この元栃木県県議会議員のK氏は、栃木県子育て環境づくり委員であり、S幼稚園、H保育園の園長を務めた経歴もある。いわば地元の有力者。平成16年には功績を讃えられ叙勲されたこともある人物だ(http://twitter.com/chocolate0914k/status/580599093610848257)。
 今回逮捕されたのは、その人物の家族ということになる。
 行政側が、この保育施設を適切に監督しなかったように見えることや、報道される事実にムラがある理由が、K氏と関係が有るのかどうかは分からない。
 いずれにせよ、表に見えない色々な背景を感じさせる事件なのだ。


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