失敗した常総市役所の失態!


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 常総市役所の孤立状態が29時間ぶりに解消されたそうだ。
『浸水のため、職員や地域住民ら約1000人が閉じこめられた常総市役所本庁舎は12日午前5時頃、周囲から水が引いて約29時間ぶりに孤立状態が解消された。
 庁舎の周囲には10日午後10時過ぎから、近くの3河川からあふれ出した水が押し寄せ、駐車場の車両100台以上が水没。11日午前0時過ぎからは人の出入りができなくなった。同日午後からは徐々に水位が下がり始め、午後4時過ぎから希望者をボートで庁舎の外に出す対応を取っていた。(2015年09月12日 YOMIURI ONLINE)』(http://www.yomiuri.co.jp/national/20150912-OYT1T50133.html
 浸水想定されてる地域なのに市役所が浸水するのを想定してなかった常総市


 これは言い訳できないと思う。
 何故なら、常総市役所は東日本大震災で被災した水海道にあった旧庁舎を解体し、昨年出来たばかりの新庁舎だったからだ(http://www.decn.co.jp/?p=19900)。
 常総市は水害ハザードマップを準備している(http://www.city.joso.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/6/00705.pdf)。
 それによると市役所のある場所は、1〜2mの浸水深と予測されていたにも関わらず、水害への備えが全く出来ていなかった。
 何の為のハザードマップか?


 朝日の記事によると、市では乾パンなどの非常食も準備していたが市役所から数キロ離れた施設に保管してあるため、市役所で孤立した市職員が取りに行けなかったという(http://www.asahi.com/articles/ASH9C2TS1H9CUTIL00H.html)。
 また電気設備が一階にあったため、水没して庁舎が停電するという福島原発のような失態も。市担当者によると「耐震機能は意識したが、浸水を想定したかさ上げの議論は無かった」そうだ。結局、浸水前に救援に来た自衛隊車両までもが孤立してしまう事態を招いた(http://mainichi.jp/select/news/20150912k0000m020086000c.html)。
 震災を経験し、非常事態に備えた筈の新庁舎にも関わらず、結果的に防災拠点としては全く役に立たなかった常総市役所!
 この想像力の無さを危惧したい。
 災害は地震だけじゃない。水害もあれば火山噴火もある。ミサイル攻撃や化学兵器テロもある。
 あらゆる災害に備えよ日本、それらは想定外では無いぞ!

 
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