中国連続爆発


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 中国南西部で連続爆発があり、7人が死亡した。中国の警察は33歳男を容疑者と特定したという。
『中国南西部の広西チワン族自治区柳州で30日、小包爆弾が相次いで爆発し、少なくとも7人が死亡、51人が負傷した。さらに2人が行方不明になっているという。国営メディアが伝えた。
 新華社によると、警察は地元の33歳の男を容疑者と特定し捜査を続けている。
 メディアの写真などには、崩壊した建物のほか、煙が立ち上り、道路にがれきが散乱している様子が写されている。
 報道によると、爆弾は病院やショッピングモール、刑務所、政府施設など13カ所で爆発。当局はテロの可能性はないとしているという。
 広西チワン族自治区は、ベトナムとの国境に接している。少数民族もいるが、おおむね平穏な地域だった。(2015年10月1日 ロイター)』(http://jp.reuters.com/article/2015/09/30/liuzhou-blast-idJPKCN0RU19N20150930
 反政府活動か?


 それにしては、何故、広西チワン族自治区なのか?
 この事件で不思議に思えるのが、爆発が自治区内に留まっていること。思想的な理由による反政府活動なら、北京の中央政府を狙うべきではないのか?
 思想的な背景がもしも無いとするなら、その割に今回の事件は大規模過ぎる。
 小包爆弾によると伝えられるが、爆発では建物が半壊し(http://news.mynavi.jp/news/2015/09/30/783/)、路上の車が吹き飛んだ画像も公開されている。
 軍が使うような高性能爆薬が使われたように思うのだが?
 うがった見方をすれば、政府当局側が少数民族への弾圧を強める為、自作自演でやった犯行の可能性は無いだろうか(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130825/1377382595)。
 破壊されたのが病院や地元政府施設、公務員宿舎、スーパーマーケットなど地元の公共施設であり、市民にとって大切と思われる場所が破壊されている。当然、無関係な市民たちは、こんな事をされたら怒る筈だ。
 もし犯行が分離独立派や反政府活動家によるものとされたら、一般市民は、そうした連中に反感を抱くだろうし、当局の取り締まり強化に協力的な雰囲気も醸成されるだろう。


 中国は様々な問題を抱える独裁国であり、当局は国内安定化の為なら、手段を選ばず何でもやりかねない(特に漢民族以外に対しては厳しい)。そして言論は統制され、秘密は守られるのだ。待ち構えていたように犯人が特定されたようだけど(早過ぎ!)、当局にとって犯人をデッチ上げるなんて簡単な事だ。
 謎の天津爆発事故などもあって(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20150906/1441491834)、その余韻も覚めない内に国の評判を落とすようなことを支那政府がするなんて考えられないと思うだろうか?、だが、このテロ事件を切っ掛けに、目を付けていた自治区内の反政府勢力、不満分子を一網打尽に出来、それへの市民の支持も得られるなら、安いものではないか?
 かつてモスクワのアパート爆破事件をプーチンが仕組んだと言われたことがある(http://commutative.world.coocan.jp/blog2/2009/09/post-314.html)。その時は、チェチェン独立派への弾圧を正当化する理由作りの為と噂された。その疑惑を主張したリトビネンコやポトリコフスカヤは暗殺された。
 中国共産党は、プーチンから学んだのではないか?
 何の咎も無く反政府思想を持つという理由だけで人をどんどん捕まえたら、そういう暴政に市民(チワン族)は反発する。
 だけど、凶悪なことをやった連中を捕まえるという体裁を作れば、そういう連中を捕まえることに、市民(チワン族)は抵抗せずに納得感を持つだろう。
 そう考えると、中国共産党が一番怪しいと思うのだ。

 
<中国人に学ぶ「謀略の技術」   単行本>


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