日本が対テロ情報収集機関を新設


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 来春新設される政府機関について報道があった。国際テロ情報を4地域で収集する機関だという。
『政府がテロ関連情報を一元的に集約するため来年4月にも外務省に設ける新たな機関「国際テロ情報収集ユニット」の概要が判明した。過激派組織によるテロが懸念される地域別(北アフリカ、中東、東南アジア、南アジア)に計4班を編成。新機関トップの「ユニット長」(仮称)に、前警察庁外事情報部長の滝沢裕昭内閣審議官を充てる方向で調整に入った。政府筋が3日明らかにした。
 新機関設置は過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件を踏まえた対テロ強化策の目玉。2020年東京五輪パラリンピックなどに向け安全確保を図る狙いもある。(2015年10月03日 西日本新聞)』(http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/199017
 外務省主導の組織。。。


 大いに心配だ。
 現時点ではNSAや内閣調査室と連携しやすい環境を作り、将来的にはCIAやMI5とも協力して活動するという(https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=190085&comment_sub_id=0&category_id=256)。
 日本は情報機関を拡充する必要がある。その認識は正しい。しかし、その後見人がNSAか?、しかも外務省の管轄。
 通常、こういう情報機関は、綺麗事だけでは済まない。何事にも弱腰、揉め事を嫌う日本の外務省が、上手く運用できるのだろうか?
 危惧される事は完全にNSAの下っ端、便利な手下として扱われるであろうと言う事。随分昔、石原慎太郎が、日本には情報機関が必要だが結局アメリカの下請けとして使われるような組織の創設へ向かっている・・・と言って、何かで批判していたのを覚えている。やはり、そういう方向で決まってたんだな。


 北アフリカ、中東、東南アジア、南アジアの危ない地域で活動させられ、情報はNSAに吸い上げられる・・・。
 本来、情報機関は、国家が世界の裏側で起きている見えない動きを知る為に必要なものだ。
 しかし、NSAと連携するのでは、NSAが見せたくない情報には近づけない。反対に、NSAが見せたいと思う情報へ誘導され、偽の情報を掴まされる恐れがある。
 NSAの作り上げた仮想の情報空間の中で、ありもしない物を見せられる。そういう危惧をしてしまう(現実には実在しない「大量破壊兵器」とかね)。
 情報戦には、虚々実々の駆け引きが付き物。
 騙されない仕組みを作って欲しいのだが。




 
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