ヒラリーは反TPP?


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 米大統領選にらみ、ヒラリー・クリントン氏がTPPに「賛成できず」との姿勢を示した。
『2016年米大統領選の民主党最有力候補と目されるヒラリー・クリントン国務長官(67)は7日、米公共テレビ(PBS)のインタビューで、日米など12カ国が大筋合意に達した環太平洋連携協定(TPP)について「きょうの時点では賛成ではない」と述べ、反対に傾いていることを明らかにした。
 クリントン氏は09〜13年の在任中、オバマ政権の閣僚としてTPPを推進した。しかし、党支持組織である労働組合などが強硬に反対。TPP阻止を掲げるバーニー・サンダース上院議員(74)に党指名争いで追い上げられていることなどを踏まえ、姿勢を転換したとみられる。(時事通信 10月8日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151008-00000008-jij-n_ame
 これは興味深い。


 アメリカは必ずしも一枚岩ではない。そしてもう一つ気になる動き。
 TPPに参加しなかったブラジル政府の関係者が、反TPP陣営の形成を示唆するような発言をした。
『(抜粋)アルマンドモンテイロ商工開発相は今回のTPP合意を、ブラジル貿易にとって危機でもあるが同時に好機と捉えることも出来ると語っている。TPP締結がEUとブラジル間の貿易自由化への動きと、ブラジル、中国両国間の貿易関係促進の動きを活発化させる契機となるからだ。
 同相は「米国は中国に対抗し、中南米の一部を含む環太平洋エリアでの主導権を握るためにTPP協定を締結させたが、この動きは別陣営にとっては貿易関係再構築の好機になる」と語った。(ニッケイ新聞 10月7日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151007-00010000-nikkey-s_ame
 なるほど。


 TPPは、開かれた貿易協定とか言われている訳だが、それはTPPの中に居る場合の話で、TPPの外側陣営から見れば閉じた経済圏のように見える。
 だからTPPの外側で、今度はTPPを脅威視する反TPP、TPP包囲網のような経済連携が作られ、逆にTPP陣営が世界から孤立化するような結果を招く可能性があるという事だ。
 開かれた貿易どころか、完全に世界経済のブロック化を招く。つまりTPPと言うのは、世界を不安定化させる要素なのではないか?、経済のブロック化が世界大戦を生んだ戦前の二の舞だ。
 このままTPPを進めるのは危険な気がするよね。
 私はTPPには反対している(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20151007/1444185471)。だからTPPは壊れて欲しい。でも、ヒラリーも好きじゃない。。。(何となく、ヒラリーは反日のつもりでTPPに反対してる気が・・?)、ヒラリー大統領も勘弁して欲しい。
 世界が正しい道へ進むように願う。

 
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