テロリストは何故フランスを襲う?


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 再発防止策が実らず、フランスは再び大規模テロに見舞われた。
『パリと近郊で相次いだ13日のテロは、死者約140人に上る最悪の事態となった。世界に衝撃を与えた1月の風刺週刊紙本社銃撃事件から約10カ月。懸命の再発防止対策にもかかわらず、フランスは相次ぐテロに見舞われ続けている。
 政府は1月のテロ以降、軍兵士1万人と警官ら約5千人により国内警備を強化し、テロリストの「予備軍」とみられる人物らの監視を常態化させてきた。
 しかし6月には南東部リヨン近郊の工場で運送会社の男性が殺害されるテロ、8月には国際列車内で乗り合わせた米兵らがかろうじて阻止したテロ未遂などが相次いだ。
 バルス首相は国会で「テロが起きるか、起きないかではなく、いつ起きるかという問題だ」と対策が万全でないことを率直に認めた。オランド政権は10月からは「テロとの戦い」の一環として、シリアにある過激派組織「イスラム国」の拠点に対する空爆を開始した。(2015.11.14 産経ニュース)』(http://www.sankei.com/world/news/151114/wor1511140025-n1.html
 死者多数、恐るべき被害!


 大量殺戮だ。
 犯行はイスラム系組織によるとも言われるが(http://mainichi.jp/select/news/20151114k0000e030199000c.html)、こんなことをしても反感を買うだけなのに。。。
 本当にイスラム系組織が起こした事件なのか?
 こうしたテロ事件には謀略の匂いが付きまとう。謀略だと仮定すると、今の世界情勢は混沌として居るので様々な国が怪しく見えて来る。
 例えばロシア。プーチンは逸早くフランスに哀悼の意を伝えた(http://news.biglobe.ne.jp/international/1114/ym_151114_3154787246.html)。黙っていると怪しまれると思ったのか?
 プーチンにとって追い風となるテロだ。ロシアはIS潰しにシリア政府と共同で取り組んでいるが、主要国の賛成が得られず孤立していた。
 ロシアが黒幕なのか?


 しかし、そもそもISはアルカイダと同じく、CIAとモサドが作ったと言われる。となると、今回の犯行がISによるものなら、アメリカやイスラエルが糸を引いている可能性もある。目的は反イスラムの機運を世界的に醸成する為。そしてフランスを反イスラム戦線にしっかりと組み込む。。。
 ・・・が、それも単純過ぎる見方かも知れない。
 何故フランスが繰り返し狙われるか、その線で考えてみよう。
 フランスは独自の核戦力を維持していることから分かるように、ドゴール大統領以来、自主独立の気風を維持する国である。国際的な電子盗聴網エシュロンにも参加していない。また、仏国内にもエシュロンの傍受装置設置を認めて居ないと見られている。そもそもフランスは、エシュロンを目の敵にして、欧州議会で度々問題にして来た。フランスは「フレシュロン」と呼ばれる独自の諜報網すら構築し、エシュロンに対抗しているのだ(http://www.mdsweb.jp/doc/697/0697_08b.html)。
 それに対し、敗戦国であった日本やドイツなどは、エシュロンの軍門に簡単に下ってしまった。日独はエシュロンの仲間には入れてもらえないが、国内に傍受装置の設置を認めることで(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AD%E3%83%B3)、エシュロンから情報の「お下がり」を貰っているのだ。貰えるのは、都合の良い情報だけだが。。。(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20150327
 エシュロンの元締めは、英国諜報部である。


 今回、パリ20区モルティエ大通り141番にある、フランス対外治安総局DGSE本部は、イスラム組織によるテロ計画の察知に失敗した。フランスが誇るフレシュロンは機能していないのだ。仏政府は、それを見せつけられた!
 いずれ、したり顔の英国諜報部MI6の連中が現れて仏政府の高官にこう告げるのだろう。恐らく・・・。
「我々はイスラム組織の動向をエシュロンで探知していた。もし仏政府が望むなら完璧な情報を提供しよう。但し条件がある。フランス領土内に、我々の傍受装置の設置を認めて欲しい。いいかな?」と・・・。
 エシュロンはイギリスとアメリカを中心に、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドを加えたアングロサクソン諸国が運営する全世界諜報網。
 私はフランスでのテロ続発に、MI6とDGSEの暗闘を見るのだが・・・、さて現実は、どうか?


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