これは民族浄化だ!


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 中国、新疆ウイグル自治区で子どもを含む男女17人が、「テロに関与」したとされ当局に殺害された。 
『米政府系放送局ラジオ自由アジアは18日までに、中国新疆ウイグル自治区の警察当局が、「テロに関わっていた17人」が隠れていた洞穴を爆破して全員を殺害したと伝えた。17人のうち4人が女性で、3人は子どもだという。
 17人は自治区アクス地区の炭鉱で9月18日、刃物を持った集団が労働者の宿舎を襲撃し、少なくとも50人が死亡した事件の容疑者とされる。
 ただ子どもは9歳と6歳、1歳と幼い。同放送局は「女性や子どもは襲撃には関与しておらず、他の容疑者に追随して逃げていただけだ」とする当局者の話も伝えている。
 中国は自治区での暴力事件について情報を公開していないため、襲撃事件発生も公式には認めていない。ただ公安省は先週末「56日間の追撃の末、テロ分子に総攻撃を仕掛け重大な戦果を得た」と発表しており、襲撃事件の捜査で何らかの動きがあったようだ。(2015/11/18 日本経済新聞)』(http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM18H7H_Y5A111C1FF2000/
 これはテロ対策ではないだろ。


 女子供まとめて虐殺だ。
 酷い事するなあ。世界の目が他のところへ向いているのを良い事に、テロ対策に名を借りて悪乗りしている。
 中国当局による民族弾圧である。中国は、こんな事ばかりしている。特警と呼ばれる公安特殊部隊や中国人民武装警察部隊が暴威を振い、人権を完全に無視した暴力行為を繰り返しているのだ(https://www.hrw.org/ja/news/2010/07/22/240242)。
 中国に於いて、人民の命、特に少数民族の命の重さは軽いのである。もう何十年間も、チベットウイグルで数えきれない程の人が殺されたり、行方不明になったりしている(http://miura.trycomp.net/?p=1797)。
 そもそも中国の政府当局にしても、或いは地方政府にしても、元を辿れば山賊みたいな連中が権力を握って政府になったのだ。近代化されたとはいえ、文明的な歴史が浅い集団である。彼らの人命や人権に対する意識の低さを知るには、彼の国で鉄道事故や爆発事故がどのように処理されたかを見ればいい。中国に関しては控え目にしか伝えない日本の報道でさえ、隠す事が出来ないレベルの酷さなのだ(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20150906/1441491834)。
 天安門事件の時、兵士たちは躊躇うことなく広場の学生達へ向けて銃を乱射した(閲覧注意 http://www.destroy-china.jp/index52j.htm)。
 天安門事件は、フランスに於けるISのテロさえも軽く上回る惨劇だった。
 中国共産党政府そのものが、テロ組織なのである。恐ろしい話だ。

 
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