杉原千畝を題材にしたウソ映画


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 駐リトアニア大使だった杉原千畝を題材にした映画がつくられた。5日公開されるらしい。ところがこの映画、重大な事実が捻じ曲げられているのである。

 予告編から分かるように、あたかも杉原千畝が日本政府の政策に反してユダヤ人にビザを発給したかのように描かれているのだ。
 事実は少し違うのである。


 1938年、日本は五相会議に於いて政府としてユダヤ人を差別しないことを決定している(http://www2s.biglobe.ne.jp/~t_tajima/nenpyo-5/ad1938a8.htm)。ドイツが如何なる方針を持っていたとしても、日本はユダヤ人を差別しないと決めた。
 即ち日本は国家として、ナチスに同調せず、ユダヤ人を保護すると決めていたのである。だからユダヤ人を救ったのは、杉原個人の意思では無い。
 例えば上海では、日本海軍の犬塚惟重大佐がユダヤ人難民の保護に尽力した(http://79909040.at.webry.info/201107/article_3.html)。
 日本が国としてユダヤ人難民保護に熱心であったことは歴史的事実なのだ。
 しかし、これらの事実は日本がドイツと同盟を結んでいたことで世界的に大きく誤解されている(意図的にウソがばら撒かれている?)。
 繰り返すが杉原千畝の「命のビザ」は、日本政府の命令に反した訳ではなく、日本政府の基本的な方針に従ったものだ。実際、杉原氏は戦時中の1944年に叙勲までされているのである(http://www.millnm.net/qanda3/93a71uy8Y1UBI03924.htm)。もしも外務省の指示に反するような事を仕出かしていたら、当時の世相からして、叙勲の対象になどなった筈は無いのである。
 こうした史実を無視し、映画ではまるで真逆の出来ごとを描いている。即ち杉原個人を正義の人として描くことで、日本政府を悪者として描いているのである。この手法は、一見すると日本人を持ちあげているようでいて、実際は日本全体を貶めているのだから悪質だ。
 なんでこうやって事実を歪めるのか?
 映画人は物語を盛り上げる為だとか、どうせ言うのだ。別の話だが映画監督のマイケル・ベイが「パールハーバー」を作った時、日本メディアに内容を問われ、そう言い訳をしていた。「パールハーバー」は酷い映画だった。日本は病院など攻撃していないのに、劇中では日本軍が執拗に病院を襲撃するシーンが続く。
 つまり、それが歴史映画であっても、描かれている話は、事実とは限らないのである。




 
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