日本も対テロ戦争に参加せよ


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 恐らく反対する人が大部分だと思うが、だからこそ、敢えて書いておく。日本もイギリスやドイツ、フランス、ロシア、アメリカなどと共にテロ組織殲滅の軍事活動に参加すべきだ。
 何故、そう思うか?
 12月8日、開戦記念日に、先の大戦を反省して、そう思うのである。
 大東亜戦争に至った経緯を考えると、私は第一次世界大戦で欧州戦線にロクに軍隊を派遣しなかった事が、巡り巡って日本が世界から孤立するキッカケになったように思うのだ。
 第一次世界大戦で、日本は幸運にも戦勝国側についた。
 というより、勝ち馬に乗ったのだから、戦勝国側について当たり前なのだ。しかし、第一次世界大戦への参戦の仕方が、余りにも日本にとって都合の良すぎるものに、世界から見えてしまったのが失敗だった(http://watasumu.blog28.fc2.com/blog-entry-112.html)。主戦場から遠く離れた手薄なところを日本が攻撃し、アジアに於けるドイツの権益を破壊して、大した犠牲も無く日本の影響力を拡大させたように海外から見えたからである。
 日本は、確かに勝利に貢献したのだが、消耗戦を戦ったフランスやイギリスなどと対照的に、損害も殆ど出さず輸出で儲け独り勝ちしたように見られてしまったのである。
 その結果として、第一次世界大戦後、日本は世界の列強から物凄く妬まれた。日本人に対する人種差別などもあり、満州事変の時には、日本の主張が悉く認められなくなっていた。
 そして支那事変の始め頃は、世界の主要国が、あからさまに日本の敵側に回るようになった。即ち、日本を攻撃した蒋介石の国民政府を、ドイツ、イタリア、ソ連、イギリス、アメリカが揃って支援したのである。日本は、そうやって全世界から敵にされるのに耐えられず、仲間を増やそうとして独伊との三国同盟に追い込まれてしまったのだ。


 日本外交の失敗だ。
 では、どこで失敗したか遡ると、日本が第一次世界大戦で大きな犠牲を出さず、漁夫の利を得たことに帰着するように思うのである。
 翻って、今の世界情勢を見ると、欧州方面の関心はイスラム国をどのように殲滅するかに集まっている。
 そこで、長い目で見て、日本の国益に即して考えるなら、日本も今のうちに欧米諸国と共に積極的にリスクを取って中東に自衛隊を出し、犠牲を厭わぬ姿勢を見せておけば、後々欧米から嫌がらせされる可能性を低く出来るのではないだろうか。
 更には、積極的にシリアを空爆することで、イスラム国勢力を中東から追い出して中央アジアからウイグル方面へ押し込める効果も期待できるかも知れない(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46584)。そうなれば、結果として中国の不安定化にも繋がり、我が国にとって地政学的な利益がある。
 以上の点から、日本も積極的に対テロ軍事作戦に参加すべきと考えるのだ。
 では、もし参加しない場合、日本はどうなるのか?
 その場合は、昨日書いたような日本への嫌がらせ、陰謀オプションが欧米支配層によって直ちに発動されるだろう(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20151207/1449441319)。つまり、日本と中国が直接衝突するコースが敷かれて、そこへ誘い込まれて行くのだ(最悪、中国による対日全面核攻撃の可能性も濃厚にある)。
 それを避ける為には、今のうち英米と共にリスクを取っておき、世界から孤立させられる危険を少なくしておく必要があると思うのである。

 
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