五輪旧エンブレム審査の密室不正!


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 東京五輪に関わる旧エンブレム審査で、特定作品に追加投票を行う不正があったことが明らかにされた。
『●密室の裏工作、審査映像にくっきり 「嘆かわしい」「応募の労作に不誠実」
 「密室」の審査に隠されていた不正が暴かれた。2020年東京五輪パラリンピックの旧エンブレムをめぐり、大会組織委員会の外部調査チームが18日に公表した調査報告書。佐野研二郎氏ら一部のデザイナーを優遇する“裏工作”が行われていたことが明らかになった。不正はマーケティング局のトップが関与しており、調査チームは「誠に嘆かわしい事態」と批判した。
 ■何かをささやく姿
 104点のエンブレム案が机上に並ぶ。審査委員に与えられた20票のチップのうち、10票を投じただけで椅子に座り、談笑していた永井一正審査委員代表に、組織委の槙英俊・元マーケティング局長と高崎卓馬・元クリエイティブ・ディレクターが近づき、何かをささやく。その後、高崎氏が1票しか獲得していない2点の作品を指さすと、永井氏はそこに自らのチップを置いた。こうした状況は1次審査を記録したDVD映像に残されており、不正を見破る“動かぬ証拠”となった。
 調査チームによると、公募開始前に参加要請文を送った8人は国内を代表するトップデザイナーで、永井氏が佐野氏を含む6人、高崎氏が2人を指名。「最高レベルのコンペを実現する」という永井氏の希望に配慮し、槙氏と高崎氏が8作品が全て2次審査に残るよう画策したという。
 投票は応募者名を伏せて行われたが、審査委員で組織委スタッフでもある高崎氏は事前にリストを入手し、8人の作品がどれかを把握。高崎氏がまず各作品に1票を置き、有利になるよう工作したが、終盤になっても2作品が通過ラインの2票に届かなかったため、永井氏に働きかけたという。
 ■「結果主義」を批判
 「最高のエンブレムを送り出すため、小さな不公正を隠れて実行した」。調査チームが行った延べ27人計32時間に及ぶ聞き取りでは、こうした声が聞かれたといい、調査チームは「『結果第一主義』にどっぷり浸かった仕事の進め方があり、現代の組織委に全くそぐわない」と批判した。
 また、佐野氏の提出した原案に類似した商標が見つかった際、組織委は2度にわたりデザインを修正したが、手続きは槙氏らが審査委に報告しないまま実施しており、調査チームは「審査委の責任と権限を明確にしておらず、不適切」と指摘した。さらに応募時には入賞作品を8点選び、賞金10万円を贈るとしていたが、審査委では1位の作品を選ぶことに終始し、入選作を決める手続きすら全く行っていなかったといい、調査委は「応募者の労力に対する配慮を著しく欠き、不誠実というほかない」と批判した。(2015.12.19 産経ニュース)』(http://www.sankei.com/sports/news/151219/spo1512190007-n1.html
 やはりこういうことがあったか!


 幾ら「小さな不公正を隠れて実行した」と言い訳してみても、説得力が無い。不正は不正なのだ。これでは、結局、あの審査全体が怪しかった(出来レース??)、という印象を国民が抱いても仕方が無いであろう。
 そうなると、どうしてこういう怪しげな審査員を選んだのか?、というところにも疑問が行く(http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5937.html)。
 最近の行政の決定プロセスを検証すると、一定の影響力を持つある種の人脈が、不自然な影響力を及ぼしていることが多くあるように見えて仕方が無い。
 公正では無いのだ。
 不公正がまかり通る時、社会への信頼は崩れる。
 この五輪エンブレム問題も、ネットで騒がれることがなければ、一部の良く分からない人脈の中で全てが決められ、その人脈の中の判断で動かされることになっていたのだ。不正を容認しながら!
 前後70年、我が国の社会制度は、様々なところで色々な弊害を示し始めている。革新勢力が行政の判断に介入するケースも多くなってきている。
 現在、行政の監視と言えば革新派市民勢力の独壇場であるが、その仕組みが革新派勢力と行政の癒着を齎す原因になっている構造がある。不公正が無いように、保守派の国民が声を上げ、世の中をしっかり監視していかねばならないと思う。

 
<日本人はなぜ日本のことを知らないのか   新書>


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