ハワイ化される日本


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 女性宮家の創設などを巡り、政府は参院選後に議論を本格検討するとしている。
『政府は、女性皇族の減少が見込まれる中で皇室活動を安定的に維持するため、有識者会議を設置し、対応策の検討を本格化する方針を固めた。未婚の女性皇族7人のうち6人が成年となり、検討が急務となっているが、政治問題化するのを避けるため、2016年夏の参院選後に有識者会議を設置する。
 皇室典範は12条で「皇族女子は、天皇および皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる」と規定。最近では14年10月に高円宮妃久子さまの次女千家典子さんが、結婚に伴い皇籍を離脱した。女性皇族のうち、未成年は皇太子ご夫妻の長女愛子さま(14)だけ。政府内では、女性皇族の結婚が相次げば、皇室活動全体にも影響を及ぼしかねないと懸念されている。
 有識者会議では、「女性宮家」創設を可能とする案や、女性皇族が皇籍離脱後も国家公務員として活動を継続する案が検討されるとみられる。安倍晋三首相は、女性宮家創設に慎重な立場を示してきたが、首相周辺は「首相は必ずしも批判的ではない」と述べ、容認する可能性を示唆した。
 皇族の減少問題をめぐっては、野田政権が論点整理をまとめたが、政権交代に伴い検討がストップ。安倍政権でも、杉田和博官房副長官をトップとする検討準備室が設置されたが、休眠状態となっている。(2016年1月1日 時事通信社)』(http://jp.wsj.com/articles/JJ11351267767608953357019821524650198640815
 女性宮家とは何だ?


 皇位継承権を持つのだろうか?
 もしも皇位継承権を持つのであれば、これは女系天皇を認める議論にスライドしかねない危険なものである。仮に皇位継承権が付与されることが無いとしても、一旦設立されれば宮内庁の既得権となり、それを存続させる目的で女系天皇容認派の牙城となることは目に見えている。
 上記記事によれば、安倍首相は女性宮家創設に批判的ではないという。最早、隠しようもなく米国の傀儡ぶりが目立つ安倍(日韓慰安婦合意を急がせたもの)。女性宮家創設もアメリカからの指示ではないのか?、と穿った見方をしてしまう。もしも日本の宗主国的立場にあるアメリカが、傀儡安倍政権を通して日本に女性宮家創設を求めて来たとするなら、その先に女系天皇を認めさせ、行く行くはご皇室を解体する深謀があるのだと警戒せざるを得ない。
 今年になって、急に天皇陛下に融和的な態度を示し始めた日本共産党の態度も怪しい(共産党が国会開会式に出席 なんと69年ぶり 天皇陛下に起立→頭垂れる)。共産党は我が国の中で皇室の解体を主張する筆頭勢力だが、とりあえずご皇室に対し融和的なポーズを見せることで女性・女系天皇議論に参画しようとしているのではないか?(自民党と共産党の関係
 つまり共産党も、一旦女系天皇を認めさせ、それにより皇室の権威を無くして解体に導くという二段戦略に転換したのではないだろうか(キケン、国家百年の大計を誤らせる、皇位継承見直し論)。
 こうした皇室破壊の運動が目指す先にあるものは何か?


 私は日本の将来について、王室を破壊され、アメリカに併合されてしまったハワイの悲劇を頭に思い浮かべるのである(ハワイ併合)。
 米軍基地が100か所以上もある日本は、実態としてはアメリカの信託統治領のようなものだ。そして小泉政権以後、日本政府はアメリカの言う事を諾々と聞いているだけだ。日本が自主独立の気風を回復しようという強い動きは全く見えない。
 傀儡安倍政権は、日本の主権回復行動に見せかけて保守派を喜ばせつつ、良く見れば実際にはアメリカの日本に対する統治能力の強化しかしていない(例:日本版CIAが提言された)。即ち安倍のやっているのは、単に米国植民地日本傀儡政府としての力の強化に過ぎないのであり、それはイコール、日本国民への弾圧の意図(消費税上げ、国民監視強化、TPP推進、移民容認と外国人優遇)を明確に持った偽装保守政権だとも言えるのである。実に由々しき状況である。
 今のハワイを見てみよ。あれが100年後の日本の姿かも知れない。雑多な移民が英語を話しハンバーガーを食っている。原住民はマイノリティ化され覇気を失い、ハワイ独自の神や文化も単なる観光資源になり下がった。しかし能天気に平和だけはある。そんなハワイに行き日本人は楽園と言う。「それが未来なら、それでいいじゃん」と大多数の腑抜けた日本人は言いそうだ。だとしたら、もう既に日本は滅びているのかも・・・。


 話は飛ぶけど、昔見たハリウッド映画「スターシップ・トゥルーパーズ」に、アメリカ人の持つ、ある種の単純な思想がカリカチュアライズされ良く表れていた。敵となるのは、昆虫の群れの様な宇宙生物。勝つ為には全滅させるか、指令を出す女王アリのような親玉をやっつけるしかない。そこに相互理解の選択肢は全く無い。

 その映画が示す世界観を日米関係に当て嵌めれば、<良い日本なら生かすが、悪い日本なら徹底的に爆撃して焼き払う>という事になる。即ち、その際の良い日本とは、アメリカの命令には服従する無害な「ハワイ化」された日本という事だ。

 
<スターシップ トゥルーパーズ    Blu-ray


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