北の水爆、正体はレーザー水爆か?


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 北朝鮮による水爆実験成功の発表について、実験したのは中性子爆弾ではないかとの観測が流れている。
『(抜粋)北朝鮮の“水爆実験”は、小型の中性子爆弾の可能性が指摘されている。中性子爆弾は水爆の一種に分類され、金属を透過する中性子の特性から生物殺傷能力が高いとされる。この時期に実施したのは、イラン、サウジ両国に売り込む好機と見たためと見られている。北朝鮮自身が使うつもりはなく(一発二発使っても戦争になれば勝ち目は全く無い)、あくまでも商品宣伝との受け止め方。
 したがって、北朝鮮の輸送能力の封鎖が、制裁の効果を決める可能性がある。中朝国境は厳戒体制になっているので、ロシアの参加、日米韓による海上封鎖の実行度が焦点と考えられる。
 なお、昨年5月、サウジがイエメン攻撃で中性子爆弾を使用したと、米軍事評論家のゴードン・ダフ氏(元海兵隊員)が非難した(首都サヌアのジャバル・ナガム地区)。ネットではその時の映像とするものも流れているが、詳しい報道は無い。(2016/01/08 マイナビニュース)』(http://news.mynavi.jp/news/2016/01/08/609/
 中性子爆弾!?


 これは、国際ジャーナリストの青山繁晴氏がラジオやテレビで語っていたことが、広まって伝えられているように思う(北朝鮮“水爆実験”の主目的は中東でのビジネス! 青山繁晴「ザ・ボイス」)。
 確かに北朝鮮は、以前から中性子爆弾について言及していたようだ。北朝鮮幹部は次のように言っている「ある国が核保有国になるには(1)核弾頭(2)運搬ミサイル(3)小型化が必要だ。核弾頭には原子爆弾水素爆弾中性子爆弾がある。原爆は核分裂、水爆は核融合の力を利用し、中性子爆弾核分裂核融合を組み合わせて中性子が飛び出すようにする」「水爆は(原爆より)威力がある」「中性子爆弾は、人間だけを殺傷する最も恐ろしい武器だ」(北朝鮮/上 正恩氏「強国」に執着)。
 しかし前記北朝鮮幹部の話で分かるように、水爆と中性子爆弾は明確に分けて語られている。つまり北朝鮮も水爆と中性子爆弾が異なるものだと明確に知っているのだ。ならば中性子爆弾を実験したのなら、水爆ではなく、最初から中性子爆弾と発表するのではないだろうか?
 一方で、水爆にしては威力が小さすぎるとの指摘がある(米、北朝鮮主張の“水爆実験” に懐疑的見方)。仮に水爆なら、観測される地震波はもっと巨大になる筈だと言うのだ。確かにそうである。
 では、北朝鮮が言っていることは完全に出鱈目なのだろうか?、偽札を作るようなイカサマ国家だから、その可能性もある。でも、わざわざ水爆と言っていることに何か意味があるような気もするのだ。


 そこで私なりに推理すると、北朝鮮はレーザー水爆(純粋水爆)のようなものを実験したのではないだろうか。世界ではレーザー核融合について様々な実験が行われている(レーザー核融合の現状と展望について)。
 それらの技術情報を入手することは左程難しくない。科学技術研究の情報ネットワークは、軍事情報に比べれば遥かにオープンだからだ。当然、北朝鮮も、それらの情報にアクセスしているだろう。
 理屈で考えると、レーザー水爆の方が、レーザー核融合より遥かに簡単にできる。何故なら、核融合の実用化で難しいのは核融合反応を持続的に制御してエネルギーを取り出することであって、最初から反応を制御しないならば技術的困難性はそれ程無い。核融合を制御しないとは、どういう事かと言うと、つまり爆発させるということだ。
 レーザー水爆は、具体的には、冷却固化した重水素(D)と三重水素(T:トリチウム)を球殻状に形成したペレットを準備し、その周囲を無数の強力なレーザーで囲み、大エネルギーを一瞬で照射して、レーザー爆縮により核融合を起すものである。一時的に高圧状態を維持できる条件下で核融合物質及び投入するエネルギー量を大きくすれば、核融合が成長して大爆発する。そういうものを北朝鮮は実験したのではないか?
 即ち、中性子爆弾ではなくて、北朝鮮はレーザー水爆の実験をしたように思うのである。

 
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