遠い平和


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 和平協議には「期待できない」として、シリアの人々が行く末を悲観している。
『【2月2日 時事通信社】シリア内戦終結に向け、スイス・ジュネーブで2年ぶりに開始された国連主導の和平協議。仲介するデミストゥラ国連特使は「失敗は許されない。シリアの人々を失望させない」と決意を示す。しかし、内戦下で暮らす人々や国を追われた難民からは、戦闘停止を願いながらも「期待はできない」と行く末を悲観する声が聞かれる。
 アブドルマジド・スルタンさん(26)が暮らすシリア中部ハマ県では、連日のようにアサド政権やロシア軍の空爆が続く。スルタンさんは「インフラが破壊され、電気もない」と窮状を訴え、協議については「とにかく、まずは空爆だけでも止めてほしい」と語った。
 中部ホムス県のタラル・バラカトさん(43)は「(1月29日に)和平協議が始まってから、空爆が激しくなった。政権に反対する人々は全てテロリストと見なすアサド政権のメッセージだ」と訴え、和平協議は「失敗する」と断じた。
 トルコ南部ガジアンテプに逃れたシリア人難民のモアズ・タラブさん(32)。欧州への難民流入の現状は深刻だ。「トルコでは難民の移動を規制する措置が強化された。家賃も上がる一方。難民の子供の半分は学校に行けない」と言う。帰国には内戦の収拾が不可欠だが、「協議では何の進展もないだろう」と嘆く。
 一方、シリアの首都ダマスカスに住む国営メディアのジャーナリスト、ナデル・アフマドさん(56)は、和平協議に過激派組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカイダ系のヌスラ戦線が参加していないことを指摘し、「ISやヌスラ戦線こそ、アサド政権が戦う主な反体制派だ。彼らを抜きに停戦などできるはずない」と強調。一方で「テロリストと交渉すべきではない」と述べ、戦闘は続けざるを得ないとの認識を示した。(2016年02月02日 AFPBB News)』(http://www.afpbb.com/articles/-/3075468



 何故こんなことに?


 シリアの悲劇を分析すれば、まず国内に民族や宗教対立など分裂のタネがあったこと。そして自国だけで脅威を撥ね退けるだけの軍事力を持っていなかった事、それに尽きる。スキがあったのだ。
 翻って我が国の現状を考えよう。
 日本は単一民族国家で、国内に分裂のタネは無いと良く言われる。しかし、最近は移民や外国人労働者流入で、100万人単位のシナ人が日本に住んでいる状態だ。その他に100万人の在日朝鮮人も居る。分裂のタネは密かに仕込まれていると言える。
 そして、日本の軍事力は、日本だけで完結する状態には無い。
 米軍と一体になって、初めて日本の防衛が成り立つ状態だ。即ち、自国だけで自国の運命を規定できる状態には無いのである。
 こうした我が国の状態は危ういものだ。
 一歩間違えれば、周辺国の思惑(力学の変化)によって、容易にシリア化させられる危険を日本も持っていると言える。
 その状態から逃れるには、米軍に頼らない自主防衛体制を一刻も早く確立する必要があるのである。
 ぼんやりしたままで、気が付いたら米軍撤退して国が無くなった南ベトナムのような状態にならない為にも、日本の自立、日本の軍事力強化、核武装化が強く望まれるのである。

 
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