北ミサイル発射と台湾大地震


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 北朝鮮は本日7日、長距離弾道ミサイルの発射を強行した。
『政府は、北朝鮮の事実上の長距離弾道ミサイルについて、「午前9時31分ごろ北朝鮮の西岸から、1発、沖縄県地方の方向に発射された」と発表しました。政府は、詳しい情報がわかり次第、改めて発表を行う方針で、国民に対し、テレビやラジオなどからの情報に注意するよう呼びかけています。(2月7日 NHKNEWSWEB)』(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160207/k10010400661000.html
 北朝鮮は当初、今月2日国際機関に対して2月8日から25日に地球観測衛星を打ち上げると通知していた(北朝鮮“ミサイル”発射通告 2月8〜25日 沖縄・先島上空通過か)。
 ところが6日午後0時54分に、突然、発射期間を今月8〜25日から7〜14日に変更する旨を通告して来たのだ(ミサイル発射、7日にも 北朝鮮が期間前倒し 政府警戒)。
 そしてあわただしく、前倒しされた最初の日にミサイルを発射した(北朝鮮、長距離弾道ミサイル発射 沖縄上空を通過)。
 急に北朝鮮が、ミサイル発射を当初予定から1日早めたのは何故か?


 これについて天候のせいや、或いは北朝鮮がフェイントを仕掛けたなどの見方をすることも出来る。そうした要素もあろうが、私は6日に発生した台湾の大地震との関連を指摘したい。
 台湾地震は、6日午前3時57分(日本時間4時57分)に台湾南部・高雄市で発生した(6日朝にM6.4 建物倒壊で多数の人々が閉じ込められる)。
 多数の犠牲者が出て、国際社会は相次いで台湾へ支援の意思を伝えた。安倍首相は台湾に対し「この困難な時に日本は台湾に必要な支援を何でも供与する用意があります」と述べた(安倍首相「必要な支援、何でも用意」 馬総統にお見舞いメッセージ)。また、中国政府も支援の用意がある旨を台湾へ伝えた(台湾南部の地震 中国政府は「必要であれば救援を提供」と意向伝える)。つまり、各国政府の関心が、一時的に台湾地震に集中したのである。
 国際的な突発事態の発生で東アジアが混乱する、この希有なタイミングを、金正恩が見逃す筈は無い。
 台湾地震発生は6日の未明。
 北朝鮮が、ミサイル発射の前倒しを伝えたのが6日昼頃。
 恐らく、金正恩が6日の朝、朝食でも食べている時に台湾で大地震発生のニュースを聞いて、ミサイル発射を1日早め、7日に打ち上げると即断したのだ。
 台湾の巨大地震は悲劇である。私は、犠牲者の方に哀悼の意を表したい。また、未だ助けられていない人達の早期救出を心から望む。しかし北の独裁者であれば、そんな事は一切考えないであろう。
 人々の関心が分散し、国際社会の対応力が低下する。惨事に便乗し、混乱を利用するなら早い方が良い。金正恩は、きっと天佑だと思ったに違いない。
 金正恩は冷酷に状況を利用したのだ。

 
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