マインドコントロール監禁犯罪


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 少女誘拐監禁事件は、犯人が少女に「君は捨てられた」などと思いこませ、無力感を植え付けて支配していたことが分かった。
『寺内容疑者は、14年3月10日、少女の自宅の前で声をかけ、車に乗せて連れ去ったとされる。声をかけたときの言葉は「お父さんとお母さんが離婚することになった。保護してくれる弁護士のところへ連れて行く」。少女は、車に乗ることを拒もうとしたが、腕をつかまれて強引に乗せられたという。
 藤本哲也・中央大名誉教授(犯罪学)は、この際の状況を「全く知らない人から声をかけられ、両親が離婚したと聞かされれば、子どもは不安になり、動揺する。大声を出して助けを求められる状態ではなかっただろう」とみる。
 連れ去られてからの生活について、少女は「千葉市のマンションでは外側から玄関の鍵がかかり、逃げ出せなかった。まれに2人で外出することがあったが、つねに監視されていた」と話している。今年2月に引っ越した中野区のマンションでは「逃げようと思えば逃げられる状況だった」。2年間、室内に閉じ込められたままではなかったことがうかがえる。
 一方、寺内容疑者は、少女に繰り返しうそを言っていた疑いがある。「お父さんは私から借金をしている。借金のかたに預かった」「(君は)両親に捨てられた。だれも捜してくれていない」。こうした文言で「見捨てられた」という諦めへと少女を追い込んでいたとみられる。
 寺内容疑者の自宅から押収されたパソコンには、限られたサイトしか見られないようにする閲覧制限がかけられていた。外部の情報を少女から遮断する意図がうかがえる。
 このような環境の中、少女はどんな心理に追い込まれていたのか。西田公昭・立正大教授(心理学)はこう分析する。「恐怖と不安の中で、情報が遮断されれば、吹き込まれたうそを信じ込んでしまってもおかしくない。物理的に逃げることはできても、逃げられなくなるような無力感に支配されていたのだろう」 (毎日新聞 2016年4月3日)』(http://mainichi.jp/articles/20160403/k00/00m/040/106000c
 狡猾な犯行の様子が浮かんで来た。


 この犯人は、マインドコントロールの手法を詳しく知っていたようだ。マインドコントロールと言えば、オウムを思い出すが、あの事件から考えて、被害者の少女に、慎重な精神的なケアが必要だと思う。
 深層心理レベルにまで及んだマインドコントロール=洗脳は、簡単に解けない場合があるからだ。
 マインドコントロールの力は強い。例えば、日本の敗戦時に中国の捕虜になった日本兵の中には、撫順戦犯管理所と呼ばれる場所に収容され、徹底的な洗脳を受けた者が居た。彼らは、解放され帰国してからも、中国に都合のよい作り話をする操り人形のようになっていた(中国帰還者連絡会(中帰連)は、なぜ捏造創作証言を行い続けるのか?)。
 また、韓国で性奴隷にされたと訴え続ける自称慰安婦達も、当初は日本に批判的なことは何も言っていなかったのに、ナヌムの家と呼ばれる北朝鮮系の運営団体が管理する施設で共同生活を始めるようになって以降、荒唐無稽な思い出話を語るようになったことが知られている。恐らく、ナヌムの家の共同生活で洗脳されたと考えられるのだ。
 このように、一度マインドコントロールされると、その心理状態は何年にもわたって続くことがある。
 そうなると、以前述べたように犯人の隔離というものが重要になる(少女誘拐監禁事件の犯人を重罪にしろ!)。恐らく犯人は、刑務所に入ってからも、少女を完全支配していた状況が忘れられないはずだ。刑期を終えて出て来た時、再び同じ状態を作ろうと、また被害者の少女に会おうとする可能性が非常に高いと思う。思い込みの強い性格の場合、もう一度マインドコントロールを掛けられるという錯覚を持つからだ。
 それ故に、この犯人は重罰に処し、更には二度と被害者の少女に近付けないようにすることが大切だと思うのだ。

 
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