フランス産を偽装した羽毛布団


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 国内市販の羽毛布団について、フランス産とされるものは、半分以上が偽装だという。
『 国内約100社の羽毛布団メーカーなどでつくる日本羽毛製品協同組合(日羽協)が、「フランスダックダウン」などとして販売されている羽毛布団の「半分以上は(産地)偽装と思われる」と指摘する警告文書を加盟社宛てに送付していたことが分かった。
 文書は2015年1月13日付。日羽協によると、国内で販売されている羽毛布団は年間約320万枚で、うち約半数は詰められている羽毛をフランスやハンガリーなど欧州産としている。
 しかし15年の財務省の統計によると、羽根布団・羽毛布団の状態で輸入される布団約190万枚のうち、約165万枚は中国からの輸入。日本で作られる羽毛布団の原材料となる羽毛の輸入量も中国からが約48%で、欧州からは約17%にとどまるという。
 日羽協によると、一般的に中国産にも高品質な羽毛があるものの欧州産は中国産より人気があり、布団1枚当たりの価格は1万円以上高くなるという。山本正雄専務理事は「国内に羽毛の産地を調査する検査会社がなく、産地を完全に特定する技術が未確立だった。業界団体として海外の検査機関などを通じて厳格に調査したい」としている。(毎日新聞 2016年5月7日)』(http://mainichi.jp/articles/20160507/k00/00e/040/170000c
 これも酷い話。


 もしもフランス産羽毛布団を使っていたとしたら、2分の1以上の確率で偽装だというのだ。中身は中国産だったりするという。
 私は「フランス産」などという高級な布団は使っていないから直接は関係無いけど、しかし中国産のものをフランス産と偽って、日本国内で堂々と売られていた状態があったということが許せないね。
 このところのニュースを見ると、三菱自動車のエンジン燃費偽装やら、東亜建設の羽田地盤改良工事データ改ざんなど、そんなのばっかり。日本社会はガタガタだよ。最早、信用崩壊社会だ。
 利益優先主義と競争主義、グローバル化など、ネオリベ的社会改革が日本人をおかしくしたように思う。
 かつて日本は、最も成功した社会主義国などと冗談で言われたこともあったが(日本型社会主義)、構造改革を逆転させて、また戻した方が良いんじゃないだろうか。
 その頃の日本人の方が、真面目でモラルが高かった気がするのだ。

 
<新版 悪夢のサイクル    文庫>


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