金正恩がアジアのリーダーに?


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 米国でのインタビューで、トランプが金正恩との会談に「異存ない」との見解を示した。
米大統領選で共和党候補指名を確実にしたドナルド・トランプ氏は17日、ロイターとのインタビューに応じ、北朝鮮の核開発を阻止するため、金正恩朝鮮労働党委員長と会談することに前向きな姿勢を示した。
 トランプ氏は、ウクライナ東部におけるロシアのプーチン大統領の行動を批判したほか、温暖化対策の新たな国際的枠組み「パリ協定」について再交渉すべきと訴えた。また、大統領に当選した場合、金融規制改革法(ドッド・フランク法)を概ね廃止する考えを示した。
 トランプ氏は、北朝鮮対策について詳細には触れなかったが、金氏と会談すれば、米国の北朝鮮政策が大きく転換することになると強調。
 「私は彼(金氏)と話をするだろう。彼と話すことに何の異存もない」と述べた上で、「同時に中国に強い圧力をかける。米国は経済的に、中国に対して強大な力を持っているからだ」と語った。
 米連邦準備理事会(FRB)をめぐっては、最終的には共和党から議長を出したいが、イエレン現議長を敵視しているわけではないとし、「個人的には、インフレ率が急上昇しない限りは低金利を維持すべきと考えるが、イエレン氏の仕事ぶりが悪いとは思っていない」と述べた。(2016年5月18日 ロイター)』(http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN0Y82NR.html
 アメリカは独裁国が大好き。


 あのサダム・フセインだって、最初はイランに対抗させる目的でアメリカが育てたのだ。アメリカが独裁国や独裁者を好む例は、他にも沢山ある。
 例えば、1973年、CIAは民主的に作られたチリのアジェンデ政権をクーデターで倒し、ピノチェト将軍の軍事独裁政権を作った(チリ軍部クーデター)。
 そうした文脈から見れば、トランプが金正恩と会うと言っているのは、地政学的に大きな意味を持つ。
 同じインタビューの中で、トランプは「同時に中国に強い圧力をかける。」と述べている。つまり、受け取りようによっては、北朝鮮を使って、中国に圧力を掛けると言っているようにも聞こえる。
 かつてアメリカは、イランで親米だったパーレビ国王が倒され、ホメイニの反米政権が出来た時、隣国イラクフセインを援助してイラン・イラク戦争を始めさせた。
 それと同じような構図が考えられるのだ。


 中々言う事を聞かない中国にアメリカは苛立っている。一方の金正恩アメリカと戦いたくないと言っている(金正恩第1書記「米と戦争する気ない」元料理人語る)。だとすれば、仮にアメリカが北朝鮮を同盟国にして核ミサイルを強化し、更にアメリカ製最新武器を供与して中国東北部へ北進の構えを向けさせるならば、アメリカは北朝鮮を中国に対する便利な脅しの手段として使えるだろう。
 そうなっては中国としては堪らない。何とかして北朝鮮を反中にしないよう、金正恩の機嫌を取らねばならない。となれば中国は、金正恩の要求を聞くしか無くなる。
 中国に付くか、米国に付くか、主導権を握るのは金正恩金正恩を取りこむ為、米中はオークションの値を釣り上げて行く。となれば極東で力を増していくのは、金正恩北朝鮮と言うことになる。
 そうなると、北朝鮮は大国化し安定する。著名な投資家のジム・ロジャースは、北朝鮮に多大な投資をしているという(カリスマ投資家のオススメ移住先は北朝鮮?!)。イギリス始め欧州の国々は北朝鮮と国交があり、盛んに投資している(朝鮮の資源利権確保で『日本抜きゲーム』がやられてる!)。このシナリオが進めば、金正恩は賭けに勝つということになる。
 イギリスは中国に投資し、北朝鮮にも投資している。そして恐らく二つの国を対立させて、利益を上げるつもりなのだ。トランプは、その戦略に乗っているように見える。つまりトランプの背後に居るのは、恐らくイギリスなのだ。

 


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