偏り過ぎの左翼


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 左翼の連中によると、バングラテロは「安倍政権のせい」だそうだ。別に安倍政権を積極支持はしないが、そこまで言うのは、流石に偏り過ぎていると思う(「テロで日本人が脅かされるのは極右安倍政権のせい」という発言とその反響)。
 左翼は、安倍がアメポチ過ぎるから、イスラム国に狙われると言いたいのだろう。その理屈は分からないでもない。しかし、日本政府がアメポチにならざるを得ないのは、中国の軍事力が強大化しているのに対し、日本の軍事力が非力だからだ。従って、どうしてもアメリカ軍に頼るしかないという現実がある。
 だから、その状態を変えたければ、中国の軍事力を減らさせるか、日本の軍事力を強大化させるしかないのだ(【話題】「日本が国防を考えただけで近隣国に不信感や不快感を与える」という論、桁違いの勢いで凄まじい軍拡をしている中国にはそれを向けない)。
 その認識が無ければ、単に安倍政権を批判するだけでは、現実認識が甘いと言わざるを得ない。
 それから、昔は「日本人だ、撃つな!」が通用していたという論(「ちょっと前までは『日本人だ、撃つな!』が通用してた…安倍晋三がそれをぶっ潰した」)。
 これは、中東などで日本人が狙われ難かったことを言っていると思うが、確かに、PLO(パレスチナ解放戦線)のアラファトなどアラブの人々は、かつて、日本人を尊敬していた。しかし、それは日本が憲法9条を守り、平和主義の国だったのが理由なのではない。
 日本は、大東亜戦争アメリカと激しく戦った。そして1970年代には、日本赤軍などの極左グループが、パレスチナ側に立って反イスラエルのテロ活動を繰り返した。このイメージから、20世紀の終わりごろまで、アラブ圏やイスラム系の人達は、日本人を反米反イスラエル側だと考えていた。だから敵視しなかった、というだけのことだ。
 確かに安倍政権は、親米親イスラエルが明確だから、イスラム国から見れば敵となる。けれども、今の日本で、イスラム国側に立ちアメリカと戦うことに賛成する人は、極めて少数派だろう。もしイスラム系テロリストに撃たれたくなければ、イスラム国側に立って戦う必要があるが、それに賛成する日本人は、僅かしか居ない筈だ。そもそもイスラム国は、非イスラムの全てを敵にしている。
 もしイスラム系テロリストに撃たれたくなければ、コーランでも暗唱できるようにしておくしかないのである。
 要するに左翼の言っている事は現実離れしている上に、認識が悉く偏っているのだ!

 


<テロ犠牲者のご冥福をお祈りします。 m(_ _)m>

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