トルコ政変の動きはプーチンの反撃か?


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 トルコで軍事クーデターが発生した。軍内勢力が国会を爆撃し、群衆に発砲しているという。死者も発生している。
『トルコで15日から16日にかけ、国軍内の勢力がクーデターを試み、現地報道によると、首都アンカラではヘリコプターから国会を爆撃。国会一帯や最大都市イスタンブールの国際空港などに戦車部隊が展開された。イスタンブールでは集まった群衆に対して発砲があり、少なくとも2人が死亡。アンカラでは警官17人が殺害された。クーデター勢力は「権力を掌握した」と一方的に宣言したのに対し、鎮圧を目指すユルドゥルム首相は「事態の大部分は制御下にある」と強調。情勢の推移は不透明だ。
 現地報道によると、クーデター勢力はイスラム系与党・公正発展党(AKP)の本部や国内各メディアの拠点に兵士らを突入させて権力掌握に動き、戒厳令と夜間外出禁止令を出したと主張した。イスタンブールではボスポラス海峡に架かる2本の橋も封鎖され、情勢は一気に緊迫。アタチュルク国際空港で大きな爆発音が聞こえたとの情報もある。
 エルドアン大統領は「クーデターは成功しないと確信している」と強調。国民に街頭へ繰り出して抵抗するよう呼び掛けた。市民の間でこれに呼応する動きも見られる。
 政府側はアンカラ上空に軍の戦闘機を出動させ、クーデター勢力のヘリを撃墜した。ユルドゥルム首相は、クーデターを企てた者は「高い代償を払うことになる」と訴えた。
 AKPは政権を握った2002年以降、それまで政権転覆を繰り返してきた軍の影響力排除に努めた。一方、政教分離という国是を修正し、イスラム教と政治の両立を図る「トルコ型民主主義」を推進。権威主義的な政権が多いイスラム世界におけるモデルケースとして、国際的な注目を集めてきた。こうした中でクーデターの試みがあったことで、トルコにおける民主主義の基盤が脆弱(ぜいじゃく)であることが浮き彫りとなった。
 イスタンブールでは、6月28日にアタチュルク空港で過激派組織「イスラム国」(IS)の関与が疑われるテロが起きたばかり。このほか、トルコ各地ではクルド人武装勢力によるテロも頻発しており、治安悪化が顕著になっている。(2016/07/16 時事ドットコム)』(http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071600043&g=int
 これはプーチンによる反撃ではないか?


 まだ詳しい情報は無いが・・・、しかし、ロシア機撃墜事件以来、エルドアンプーチンは激しく対立していた(ロシアとトルコが戦争になる!NATO対ロシア!ロシアに軍配か?)。背景にはロシアと西側諸国との対立もある。プーチンは、ウクライナやシリア情勢に不満を抱いており、最近の国際オリンピック委員会のロシア叩きにも激怒しているのだ。
 7月13日の大使級会合でも、ロシアとNATOとの溝は埋まらなかった(ロとNATO対立解消せず)。
 こうした中での、親米、親イスラエルエルドアン一派に対する、トルコ軍事クーデター勃発なのである。具体的証拠は何もないが、事件から受け取れる地政学的直感として、どうもロシアの関与(謀略)が思い浮かぶのだ。
 プーチンKGB出身である。これまでCIAがモサドと組んで中東やウクライナで暗躍するのを、ずっと苦い思いで見つめていた。それに対し、時間を掛けてトルコ軍内部に工作を仕掛け、反乱勢力を形成し、反撃のチャンスを窺って来たのではないか?
 そう考えると、現地時間7月14日、フランスで起きたテロの背後にロシアが居た可能性さえ考えられる。あれは、トルコで準備されていたクーデター発動の動きから、各国情報機関の目を逸らす為の陽動であったかも知れない。
 ついにロシアの逆襲が始まったのか・・・、今、世界は見えない戦争の渦中にある!

 


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