米中は仲が悪いのか?


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 G20で中国に降り立ったオバマ氏の到着時に、タラップの用意が無かった事が大きく伝えられた。中国の空港当局者が「我々の国だ」と声を上げトラブルになったともいう。
オバマ米大統領が主要20カ国・地域(G20)首脳会議出席のため大統領専用機で中国・杭州の空港に到着した際、取材規制を巡って米中当局者がどなり合う一幕があった。テロ防止のため厳戒態勢を敷く中国だが、米国側とのトラブルが目立っている。
 AP通信などによると、3日に専用機で到着したオバマ氏に対し、通常用意される赤じゅうたんの移動式タラップがなかった。オバマ氏が報道陣が待つ場所とは離れた備え付けの階段を下りたため記者たちが近づくと、中国当局者は制止。いつものやり方ではないと訴えるホワイトハウス女性職員に「ここは我々の国だ」「我々の空港だ」と叫んだ。オバマ氏に近づこうとしたライス大統領補佐官でさえ遮られたという。
 この1時間ほど前にも、空港内に入る手続きに時間がかかり米中当局者が殴り合い寸前になった。会談冒頭取材に入る記者の数や立ち位置についても中国側は厳しく規制している。
 もっとも、オバマ氏にタラップが用意されなかったのは米国側の要請だったという香港紙報道もある。オバマ氏は4日の記者会見で「報道が我々の仕事にアクセスすることは重要だ」としつつ、米国や他国でも同様のことは起こり得るとして、事態の沈静化に努めた。(2016年9月5日 朝日新聞デジタル)』(http://www.asahi.com/articles/ASJ9524HLJ95UHBI005.html
 ということだが。


 米中は本当に仲が悪いのか?
 伝えられるところによると、フィリピンのスカボロー礁には、中国艦船が新たに10隻も集まっていると言う(スカボロー礁に中国艦船10隻 人工島の造成準備か)。
 確かに、こんなことでは、オバマの気分も良くないだろう。しかし、具体的にアメリカは怒っているのか?、どうもそうは見えない。
 スカボロー礁にしたって、アメリカが強く抗議行動している様子は全く見えない。そもそも中国が、この時期に行動するというのも、アメリカとの間に、ある程度、話が付いているからではないか?
 そうなると、記事にある「オバマ氏にタラップが用意されなかったのは米国側の要請だった」との、香港からの情報も気になる。中国得意の撹乱逆宣伝の可能性もあるが、或いは、何も出来ないアメリカ側が、せめて中国との仲の悪さを演出する目的で、わざとやらせた事だと受け取れないこともないのだ。
 結局、AP通信がこれ見よがしにこの話を伝えているのも、何か意図があるからだ。
 戦前のことだが、上海事変支那事変の時など、中国と英米系通信社との合作によって、日本軍の行動がまるで逆さまに伝えられた時期がある(当時から宣伝不足は指摘されていた!)。日本マスコミも信用できないが、海外通信社なら真実を伝えているかと言えば、そうとも言えないのである。
 事実は、AP通信が米中の仲が悪いように見せたがっているということだけであって、本当に米中の仲が悪いのかどうかは全然分からない。破壊工作の情報があり直前にタラップの安全確認が出来ないから単に使わなかっただけとか、或いは米中間で打ち合わせたヤラセ、プロレスかも知れないのだ(米中プロレス時代?)。
 日本は、こんなニュースに一喜一憂せず、自主防衛能力をしっかり高めよう!



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