ドゥテルテは反米で親日、親中?


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 ドゥテルテ比大統領は、フィリピン海軍と自衛隊との訓練に理解を示し、米軍とは「最後」だと述べた。
『来日中のフィリピンのドゥテルテ大統領は27日、記者団に対し、自衛隊との共同訓練には理解を示す一方、米軍との訓練は継続しない考えを改めて表明した。
 ドゥテルテ大統領はこの日、神奈川県横浜市にある海上保安庁の基地を視察。その後に記者団の取材に応じ、「日本との共同訓練は一般的に言って問題ない」と語った。一方で、「米国とは問題だ」と指摘。「我が国の国防大臣に恥をかかせたくはないが、米軍との訓練は今回が最後だ」と、これまでの見解を繰り返した。
 日本とフィリピンは海上自衛隊が昨年5月、フィリピン海軍と初めて2国間の共同訓練を実施した。その1カ月後にも海上で訓練を行うなど、軍事関係を強めつつある。
 アキノ前大統領が昨年6月に来日した際は、自衛隊が訓練などでフィリピンを訪れる際の法的枠組み「訪問部隊地位協定」の制定に向けた協議を開始することで日本側と合意した。ただ、ドゥテルテ大統領によると、今回の訪問中に日本との間で同協定は議論に上らなかった。
 日本政府にとってドゥテルテ大統領の来日は、米国との同盟の意義を理解してもらうのが重要な狙いの1つだった。26日の首脳会談でも議題となったが、ドゥテルテ大統領安倍晋三首相に対し、自身が米国非難を繰り返す理由を説明したという。
 同大統領は記者団に、「安倍首相には米国に対する私の感情を話した。米国は我々を鎖につないだ犬のように扱う」などと語った。同大統領は「安倍首相は理解を示した」と述べた。(27日 ロイター)』(http://jp.reuters.com/article/duterte-japan-jsdf-idJPKCN12R11V
 反米的な立場を表明するドゥテルテ。


 一方で、親中姿勢が懸念されている。しかし、日本に対する発言を見れば極めて親日的だ。昨日、安倍首相との日比首脳会談では、ドゥテルテ大統領は「常に日本の側に立つつもり」だと明言した(日比首脳会談 ドゥテルテ大統領「常に日本の側に立つつもり」)。
 中々腹の底が見えにくいフィリピン大統領だが、要はアジア主義の立場に立って、民族主義的な主張をしているのだとも考えられるだろう。この点で見ると、現在のフィリピンは、昭和18年に東条内閣が開催した大東亜会議に参加した頃のフィリピンに還って来ているのかも知れない。
 歴史的にみると、アメリカはフィリピンに対し独立派を弾圧するなど散々酷いこともしているから(フィリピン)、ドゥテルテが反米になる気持ちは分からないでもないのだ。
 しかしタイミングが悪い。


 日本だけでは、フィリピンに対して安全保障を提供する力は無い。ドゥテルテが如何に日本の側に立つと言っても、それで中国がフィリピンを軍事的に圧迫した場合、日本単独の力で中国を押し返す力は無いのだ。
 そこでドゥテルテが米軍の関与は拒否すると言うなら、結局は、フィリピンが軍事的に中国の影響下に入るということにしかならない。ドゥテルテは、そうなることを十分に分かって、こうした発言をしているフシがある(ドゥテルテ比大統領、米との軍事同盟転換を示唆 中国・ロシアから装備調達を命令)。
 一体アメリカはどうするのか?、フィリピンがこのまま中国の影響下に入ることを座視するのだろうか?
 一つの解決法がある。それは、アメリカが日本を軍事的に強化し、日本を通してフィリピンに影響力を行使するという間接的なやり方だ。
 日本を軍事的に強化するとは、即ち日本を核武装させるということである。
 アメリカが同盟国である日本を核武装させることで、日中間に力の均衡を生み出し、日本のフィリピンに対する影響力を強め、それによりフィリピンが中国の影響下に簡単に取り込まれる事態を阻止するのである。米国の戦略家は、真剣にこの方法を追求すべきだ。



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