ロシアのサタン2ミサイル


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 ロシアが、史上最強の核ミサイル「サタン2」の発射試験を実施したという。
『ロシアが一発でフランスやテキサス州に匹敵する領域を焦土と化することが可能な超大型核ミサイル「RS-28 Sarmat」の発射試験を実施したことが24日、ロシア国内紙の報道で明らかとなった。
 RS-28は西側では「Satan 2(サタン2)」とも呼ばれている超大型のICBMで、合計15基の核弾頭を搭載する能力を持ったものとなる。
 RS-28にはまた、米国政府が開発を進めている弾道ミサイル防衛システムを無力化するカウンターメジャーも装備されており、西側の最新の防衛システムを突破して核攻撃を行う能力も有した、この種のミサイルとしては最新鋭のものとなる。
 これまでのICBMは、単純な弧を描いた弾道軌道コースの元で、目標地点まで到達する方式を採用してきたのに対して、RS-28は打ち上げが行われると大気圏上層部で、極超音速(?)飛行のモードに移行して、目標地点まで飛行を行うという独自の方式を採用したものとなっている。
 このサブオービタル飛行コースの場合、米国が開発を進めている、ミッドコース、ターミナルフェーズのどちらの弾道ミサイル防衛においても迎撃を行うことは困難で、ロシアは米国の最終防衛圏を突破して相手国に核攻撃を行うことが可能となることとなる。
 ただし、RS-28の飛行メカニズムについては現状、詳細は明らかにはなっていない。
 ロシア政府では、来年からRS-28の生産を開始した上で、2018年中に実戦配備することを予定している。
 米国政府は、今世紀に入って以降、弾道ミサイル防衛システムやグローバルストライクなどの敵国の核の傘を無力化する兵器システムの開発に多額の予算を投じてきた。
 ロシア政府は、過去に人類が開発した兵器としてはもっとも強力な破壊力を持つ、究極の核兵器を実践配備することで、現在、米国有利に傾いている核の均衡状態を改めて、元の均衡状態に戻すことを見込んでいる。(Business Newsline 2016/10/25)』(http://business.newsln.jp/news/201610251436380000.html
 日本の周辺国は核ミサイルの強化に余念が無い。


 こうした状況に対し、日本は何をしているのか?
 防衛省の黒江哲郎事務次官は、北朝鮮のミサイルを念頭に、米国防総省でワーク米国防副長官とミサイル防衛強化について協議したと伝えられている(ミサイル防衛強化を協議、日米防衛次官級協議)。
 結局、日本の防衛構想は、ミサイル防衛強化一本なのである。しかし、サタン2のようなミサイルは、そうしたミサイル防衛網を突破できることを売りにしているのだ。日本が、ミサイル邀撃システムのみに防衛を頼るのは、限界に来ているのではなかろうか。
 はっきり言って、現在の日本のミサイル防衛力では、北朝鮮のノドンミサイルすら、十分に迎撃できない状態なのだ。複数の移動発射ランチャーから奇襲的に同時攻撃を受けた場合、ミサイル防衛は極めて困難だ。
 これがサタン2のように多弾頭型で高高度、高速落下してくる飛翔体の場合、迎撃が更に困難になるのは明らかなのである。
 無意味なミサイル邀撃システムに頼るくらいなら、大深度地下にシェルターでも作った方が遥かにマシである(自衛隊よ、核を持つまでは坑道を掘れ!)。
 多額の税金をミサイル防衛につぎ込むのは間違っている。
 日本は核ミサイルの保有と、地下シェルターの建設にこそ、税金を使うべきだ!


<ロシアのサタン2ミサイル>




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