中国公安系人物がインターポール総裁に!


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 インターポール総裁に初めて中国人が就任。「世界の治安維持に全力」と述べているが・・・。
国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)は10日にインドネシアのバリ島で開いた総会で、新総裁に中国公安省の次官でICPO中国のトップだった孟宏偉氏を選出した。
 発表によると、孟氏は世界の治安を守るという目標のために全力を尽くすと述べ、「我々は今、第2次世界大戦以来最も深刻な治安上の課題に直面している」との認識を示した。
 新華社通信によれば、ICPO総裁に中国人が就任するのは初めて。国外に逃亡した官僚の送還を加速させようとする中国にとっては追い風となるかもしれないが、中国が海外を拠点とする反体制派の弾圧にICPOを利用しかねないという懸念も浮上している。
 国際人権団体アムネスティ・インターナショナル東アジア地域事務所のニコラ・ベクラン所長は孟氏について、「人権侵害で悪名高く、1党支配体制を政治的に固める道具としての警察組織を率いる人物」と批判。中国はこれまでにも反体制派摘発の目的でICPOの国際指名手配を利用しようとしてきたと語った。
 国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)によると、そうした1人、ドルクン・エイサ氏はドイツへの政治亡命が認められているにもかかわらず、ICPOを通じて中国によって国際指名手配された。
 エイサ氏は世界ウイグル会議の事務総長。欧米諸国は同氏に対する手配状の執行を拒んできたが、インドは2016年、国際指名手配を理由として同氏へのビザ発給を見送った。中国外務省はこの対応について、エイサ氏は「暴力的なテロ活動家として指名手配されている」と説明していた。(2016.11.11 CNN)』(http://www.cnn.co.jp/world/35092007.html
 国際刑事警察機構が中国に乗っ取られる?


 歓迎すべきニュースではないね。
 中国は、自国に対する反体制運動の取り締まりを、世界の警察を使ってやらせようとしているのではないか?
 現に中国では、民主化勢力が警察により弾圧を受けている(出馬阻止「旅行してもらう」 民主化候補 警察が連行)。言論規制にも警察が利用されているのだ(中国当局が腐敗告発者を"別件逮捕"した理由)。
 また、中国の警察組織は腐敗していることでも有名だ(中国の警察官の職権乱用 殺人さえも「合法的」)。
 そうした中国の警察機構の親玉のような人物が、国際的な犯罪取り締まりの枠組みであるインターポール総裁になるというのは、悪い冗談というか、世も末という感じがする。
 中国は一党独裁国家であり、民主的な政治体制を持っていない。犯罪者の定義も独善的なもので、反国家的と見做されれば理由も無く拘束されてしまうのが中国である。
 その影響は我が国にも及んでおり、麻薬犯罪に関わったとして何人もの日本人が既に中国で拘束され死刑になっている。しかし、それらの事件で本当に麻薬密輸の実態がどのくらいあったのか良くわからないのである。冤罪の犠牲になった日本人も居るのかもしれない。
 中国警察の毒が、インターポールを通して世界の警察に蔓延しかねない。中国人がインターポール総裁になることにより、中国に反対する人物が、各国警察から危険人物としてマークされる事態が作り出されるかも知れないのである。
 インターポールが中国に悪用されないよう、世界の民主国家は良く監視するべきだ!



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