安倍はTPPを完全に諦めろ!


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 安倍首相はAPECの前にトランプ氏と会談してTPPの重要性を自ら訴え、更にオバマ氏とも接触してTPP承認をアピールする考えと報じられているが。。。
『安倍首相は十八〜二十日にAPEC出席のためペルーの首都リマを訪れる。首相はその前に米ニューヨークに立ち寄り、トランプ氏と会談してTPPの重要性を自ら訴える考えだ。
 さらにリマでオバマ氏とも接触する機会があれば、TPP承認とPKO新任務付与という二つの実績を掲げ、日米関係の強化に力を注いでいることをアピールする。
 首相はリマでロシアのプーチン大統領と首脳会談を行う。十二月十五日に首相の地元・山口県で行う会談とセットで、経済協力や北方四島の帰属問題の解決について話し合う予定。だが米国には、政権移行期に日ロ両国が接近し過ぎることに警戒感がある。オバマ氏への配慮は、こうした事情もある。(2016年11月11日 東京新聞)』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201611/CK2016111102000128.html
 昨日の記事と時系列が逆転してしまうが、気になったので紹介。


 記事によれば、10日の時点で安倍はTPP承認をトランプとオバマに直談判するつもりだったらしい。
 だが、昨日伝えたようにオバマはTPP承認を諦めたと伝えられている(オバマがTPP断念!)。このオバマの考えが伝えられて、さて今日の時点で安倍がどう思っているのかについては、まだ報道がない。
 しかし、もしかすると今もって安倍は、TPPに前のめりな可能性がある。
 オバマが任期中のTPP承認断念を早々と発表したのは、安倍からゴリ押しされるのを嫌ったからではないだろうか?
 オバマは板挟みの厄介を避けてTPP承認断念を宣言したのだろう。
 つまり明らかに、アメリカ国内の雰囲気が完全に変わったのだと読み取れる。もう米国では誰もTPPなんて言っている状態では無いのだ。もしも安倍が、これ以上TPPに拘るなら、我が国は対米外交で重大な失敗をすることになるだろう。
 オバマがTPP承認を断念したから、鍵を握るのはトランプという事になるが、しかしトランプは絶対にTPPに賛成しないと選挙中に何度も言っている。これは恐らく覆らない。トランプの信念なのだ。


 よって、安倍がトランプに会ってTPP承認を迫るような事になれば、トランプが気分を害して激昂するのは間違いない。
 即ち安倍がTPPに拘れば、トランプとの関係は確実に悪くなり、日米関係が破綻する。それだけは絶対に止めて欲しいと思う。
 安倍が今やるべきはTPPではない。
 安倍がトランプに会ってやるべきは、米露関係の修復提案だ。安倍が真ん中に立ち、プーチンと繋げればいい。
 プーチンはトランプに会いたがり、そしてトランプもプーチンに秋波を送っているから、プーチンと仲の良い安倍が間を取り持てばニコニコ顔だろう。これこそが、我が国の国益に一番かなうのだ。
 何故なら、日本は今、ロシアと領土交渉の最中だ。ところが、過去に於いて日露領土交渉が常に失敗して来たのは、米露関係が悪く、領土問題の解決を望まない雰囲気が米国に有ったからだ。
 故に、これが解消され米露が緊密化すれば、日露の領土交渉が劇的に進む可能性があるのである。
 安倍はTPPに拘って完全に時代の風を読み間違えている。もう、TPPなんて言っている状態では無い。アメリカはトランプ・ショックで完全に変わったのだ。
 日本も大きく変わらなければ、乗り遅れて孤立するぞ安倍君!



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