カモにされそうな日本

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　石原伸晃、“トランプ氏の離脱宣言”でも「ＴＰＰ承認目指す」と宣言。
『石原伸晃TPP（環太平洋経済連携協定）担当大臣は、アメリカのトランプ次期大統領がTPPから離脱する考えを改めて示したことを受け、あくまで今国会での国内承認を目指す考えを示しました。
　石原伸晃TPP担当大臣：「トランプ次期政権の方針についてですね、まだ大統領じゃございませんので、現時点では予断を持ってコメントすることは差し控えなければなりませんけども、先のことを見据えても、立ち止まることはできないのではないかと思っております」
　トランプ氏の声明を受け、石原大臣は「自由貿易はどんな状況になろうと日本国の運営上、必要だ」と述べ、TPP発効に向けた国内の承認手続きに全力を尽くしていくことを強調しました。（2016/11/22　テレビ朝日）』（http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000088379.html）
　トランプがＴＰＰに参加しないと宣言した。つまりＴＰＰは終わった。


　にも関わらずＴＰＰに拘る安倍政権と自民党。
　そもそも自民党は野党時代、ＴＰＰに不参加と言っていた。西田昌司や稲田朋美がＴＰＰ絶対反対と絶叫していたのをハッキリ覚えているぞ。それが、いつのまにか自民党もＴＰＰに参加すると言い出した。
　少し日本国民を舐めていないか？
　ＴＰＰ批准は、直ちに停止すべきだ！
　それに、このままのＴＰＰ批准したら国益が棄損されるぞ。
　トランプはＴＰＰを離脱し、二か国間貿易取引を交渉すると宣言した。つまりアメリカは日米ＦＴＡ交渉を始める可能性が高い（【緊急速報】ついに来た。トランプの口から「TPPからは離脱するが日本との FTA はやる」）。このままＴＰＰが日本の国会で批准されると、ＴＰＰが日米ＦＴＡのスタートラインとなってしまうだろう。
　日本はＴＰＰに後から参加し、そのハンデをリカバリーして無理にＴＰＰをまとめる為、今まで散々に譲歩しまくって来たのだ（意味不明ＴＰＰ参加、自動車で譲歩）。それなのに再びアメリカから、現在のＴＰＰの線から更にどこまで譲歩できるか交渉する流れになってしまう。
　つまり、国会でＴＰＰを批准したら、今後の日米交渉を決定的に不利にし兼ねない。今の日本の態度は、アメリカからすればカモがネギをしょってやって来るようなものだ。今となれば最初から、それがアメリカの戦略だったのかも知れない。
　安倍政権は売国するな！、国会でのＴＰＰ批准は絶対に止めるべき！

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