和解を必要とするのはアメリカ!


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 真珠湾での演説。安倍晋三が語った。
『あの「パールハーバー」から75年。歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな、深く強く結ばれた同盟国となりました。それは、いままでにもまして、世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう同盟です。明日を拓く、「希望の同盟」です。
 私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした、the power of reconciliation、「和解の力」です。私がここパールハーバーで、オバマ大統領とともに、世界の人々に対して訴えたいもの。それは、この和解の力です。
 戦争の惨禍は、いまだ世界から消えない。憎悪が憎悪を招く連鎖は、なくなろうとしない。寛容の心、和解の力を、世界はいま、いまこそ必要としています。憎悪を消し去り、共通の価値のもと、友情と信頼を育てた日米は、いま、いまこそ寛容の大切さと、和解の力を世界に向かって訴え続けていく任務を帯びています。日本と米国の同盟は、だからこそ「希望の同盟」なのです。
 私たちを見守ってくれている入り江は、どこまでも静かです。パールハーバー。真珠の輝きに満ちた、この美しい入り江こそ、寛容と、そして和解の象徴である。
 私たち日本人の子どもたち、そしてオバマ大統領、皆さんアメリカ人の子どもたちが、またその子どもたち孫たちが、そして世界中の人々が、パールハーバーを和解の象徴として記憶し続けてくれることを私は願います。
 そのための努力を、私たちはこれからも惜しみなく続けていく。オバマ大統領とともに、ここに、固く誓います。ありがとうございました。(2016/12/28 日本経済新聞)』(http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS27H41_X21C16A2905E00/
 和解を強調。


 まあ、否定はしないけど。和解は大切だから。重要で価値のあることだ。
 しかし、これだと日本の方が積極的に和解をアピールしたいようにも見られてしまう。だが本当は、和解を必要とするのはアメリカの方だろ。
 歴史を顧みれば、アメリカが日本を追い詰めて一か八かの戦争するしか道が無いようにした。ABCD包囲、石油禁輸、ハルノート!(真珠湾攻撃=自存自衛の戦いの口火・12/7Pearl Harbor=日本時間12月8日・米国の侵略と対日嫌がらせの歴史、パールハーバーへの謀略・1924年「絶対的排日移民法」、1941年8月1日「対日石油全面禁輸」、東條内閣の和平努力など
 結果としてルーズベルトの目論見通り、日本を暴発させることに成功。その上、アメリカは戦場に於いて無制限潜水艦作戦や民間人を標的にした都市爆撃など、戦争犯罪を次々と実行!、非道で無慈悲な攻撃により勝利を掴んだ(最強日本兵)。
 やむなく日本が降伏すると、今度は自らの非道を隠す為、アメリカは東京裁判をデッチ上げて日本を悪者に仕立てた。実に酷い事を日本人にしたのが、アメリカという国なのである。
 そして今、あたかもルーズベルトが日本を誘導してパールハーバーを攻撃させたように、オバマは日本を再びパールハーバーに誘導し、日本の方から和解を求めたかのように演出する。
 やり方が上手いね。アメリカは。日本は、ころころと、手のひらでころがされているかのようだ。


 日本人は、過去に何が起きたのか、歴史を良く知るべきだ。簡単には騙されないように。
 アメリカは戦後から今までずっと、世界各地で戦争を行い、無数の国の人々から憎悪の対象になっている。世界で最も憎まれているのがアメリカ人だと言っても過言ではないのだ。CIAが汚い工作を行った上に、弱い国の頭上に容赦なく爆弾を落とし、市民を大量殺傷した上で、正義が実行されたと吹聴するからである。その欺瞞に、多くの人々が激怒し、反アメリカの闘争を行っている。
 日本は進んで反アメリカの闘争に参加する必要は無いけれども、しかし日本がアメリカを無批判に肯定し続けることは、アメリカを増長させ、アメリカ人に反省の気持が生まれる機会を奪い、結果としてアメリカ人の行動が変わらずに、市民の上に爆弾の雨を降らせる国家が続いているということを日本人がもっと痛感しなければならない。
 アメリカの行う戦争を日本が物心両面で支えることで、多くの人が死ぬ現実も知るべきだ。
 日本人に主体性はあるのか。何も知らないから責任が無いとは言えない。世界の人々は日本人の責任を問うだろう。そして、アメリカと日本が完全に一体なら、アメリカに対する憎しみは、日本人にも同じく向けられるだろう。
 日本人は覚悟すべき。
 アメリカと共に敵と戦うにしろ、或いはアメリカから離れるにしろ、もっと日本に武器が必要だし、核も必要だ。ロクに武器も持たず漫然とアメリカと一緒に居るだけでは、利用されて人間の盾にされて殺されるだけになる。それは、アメリカから離れても同じ事。
 日本人が生き残りたいなら、主体的に行動し、強い意志を持って運命と戦う覚悟が必要なのだ。
 それが「ともに立ち向かう同盟」の、真の意味であると知るべきだ。



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