双務的な日米安保のアイディア


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 トランプ新大統領に日本が提案すべきアイディアを、兵頭二十八氏が書いている。
航空自衛隊内に「上級練習戦闘機隊」を新編し、そのパイロットたち(新人ではなく中堅)を各飛行隊から抽出して、アラスカ州のエレメンドルフ空軍基地(正確には陸軍のフォート・リチャードソンとの統合基地)の一画に常駐せしめ、米空軍のお下がりの「F-15C」戦闘機を必要なだけ有料でレンタルして、日々、訓練飛行をさせる。そのような協定を、外務省はトランプ政権に提案できるだろう。
 常駐するのであるから、地代も払うし、土木建設工事も地元企業に発注する。常駐のパイロットと整備兵、そしてその家族たちはアンカレジ市で消費するので、地元経済は潤い、米国には税金(消費税)も入る。その総額を示せば、トランプ氏はきっとニッコリするだろう。
 この新協定によって、わが航空自衛隊は戦力が2倍になったのと同じことになる。なぜなら、もし中共軍の卑劣な騙まし討ち奇襲により沖縄や九州の空自基地が壊滅させられてしまったとしても、すぐにこの「上級練習戦闘機隊」が、レンタルの戦闘機に乗って千歳へ飛ぶことで、たちまちに空自の穴は埋まってしまうからである。
 エレメンドルフの「上級練習戦闘機隊」は、米支有事のさいには、中共海軍が米本土に向けて沖合いから発射してくるかもしれない長射程巡航ミサイルを洋上で迎撃する活動を分担できる(米空軍のF-15Cにはその能力があるので十分可能)。
 すなわち日米安保は「双務的」となる。ここでもトランプ氏の大不満は解消に近づく。
 トランプ氏は想像したくないだろうが、米露有事もかならずあるだろう。最前線のエレメンドルフ基地が露軍機の空襲の矢面に立ったときに、わが空自パイロットたちは、アラスカとカナダ上空の防衛をも分担できるのである。(iRONNA 2016/12/27)』(http://ironna.jp/article/4869?p=7
 これは良いアイディアだと思う。


 日米安保を、できるだけ対等なものとする。つまり、日本が在日米軍に支払う金を増額するのではなく、米国を防衛する部隊を日本が自衛隊の中に創設し、米国に常駐させる。
 確かに、これなら双務的になるよね。
 そして兵頭氏の言うように、日本が他国と紛争になれば、日本の航空兵力は奇襲攻撃で壊滅する可能性があるが、米国内に日本も使える飛行部隊が置いてあれば、日本有事の際、日本国内の部隊が壊滅しても、米国にある部隊を日本に移動させて損出をカバーできる。
 即ち、日本の安全保障の強化策にもなるのだ。一石二鳥。
 日本は是非、こういう提案をトランプにすべき!
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