トルコ銃乱射にウイグル族が関与


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 トルコ銃乱射テロで逃走中の犯人は、ウイグル族の可能性があると言う。
『トルコのイスタンブールのナイトクラブに男が押し入って銃を乱射し、39人が死亡した事件で、トルコ政府は、逃走中の容疑者の男が少数民族ウイグル族の可能性があるという見方を示し、男の行方を捜査しています。
 トルコのイスタンブールにあるナイトクラブに1日、男が押し入って銃を乱射し、39人が死亡した事件で、トルコのカイナク副首相は5日、地元テレビ局の番組に出演し、逃走中の容疑者について、「ウイグル族とみられる。国籍については言わない」と述べ、少数民族ウイグル族の可能性があるという見方を示しました。ウイグル族は、中国の新疆ウイグル自治区のほか、キルギスなど中央アジアの各国やトルコにも住んでいるトルコ系の遊牧民族です。
 この男について、地元の主要メディアは、これまでに治安当局の話として、去年11月に中央アジアキルギスからトルコに来たと伝えています。また、この事件をめぐっては、過激派組織IS=イスラミックステートが声明で、トルコが隣国シリアでISに対して行っている軍事作戦への報復として襲撃したと主張し、トルコ政府も、ISが関与したとの見方を強めています。
 ウイグル族の多くはイスラム教を信仰し、一部にはISなどのイスラム過激派に加わる人もいると指摘されていて、トルコの治安当局は男の行方を捜査するとともに、事件の全容解明を急いでいます。(1月6日 NHKNEWSWEB)』(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170106/k10010830501000.html
 この事件は、背景が読み難い。


 私は、銃撃テロ犯の手際の良さから、どこかの諜報機関に訓練された男が犯人と想定しているが。しかし背後で糸を引いたのはアメリカか、ロシアか。それが分からない。そこにウイグル族の関与とか出て来ると、もしかして中国の諜報機関が暗躍しているのかも・・・などとまで想像してしまう。
 何故なら、中国は最近、国内の少数民族であるウイグル弾圧を、テロとの戦いと結び付けて世界に宣伝し、自己正当化しているからだ。
 トルコでウイグル族がテロを起こしたとなれば、中国の主張が裏付けられた事になる。正に、習近平にとっては願っても無いテロがトルコで起きてくれたという事だ。
 しかもトルコのエルドアンは、国内のクーデター未遂事件以降、欧米と目立って距離を置き始めている。そしてウイグルはトルコ国内にも居るし、ロシアの影響圏であるキルギスにも居る。そして中国。
 欧米に反目しているトルコ、ロシア、中国が、ウイグル対策(=ウイグル弾圧)を名目に強く結束できる可能性があるのだ。
 しかし、だからと言って、中国が黒幕だと断定も出来ない。
 この状況は、トルコ、ロシア、中国のそれぞれにメリットがあるし、また、見方によるとアメリカにも利益がある。


 ウイグル・テロにより、どういう利益がアメリカにあるか説明すれば、もしもトルコ、ロシア、中国が共同でウイグル弾圧を活発化させたなら、耐えきれなくなったウイグルが不満を爆発させ、トルコ、ロシア、中国に対する強力な反政府勢力になるかも知れない。そうなれば、敵の敵は味方の論理で、いずれウイグルアメリカの手駒として便利に使えるようになるかも知れないのだ(アメリカが、イラクやシリアでクルド人勢力を上手く利用しているように)。
 こうした錯綜した状況を考え合わせると、結局のところ、トルコでのウイグル・テロ事件の背景は、今のところ良く分からない。
 だが、私はテロ事件というものは、基本的にどこかの国が糸を引いて起きるものだと思っている。テロを企画するのは、簡単な事ではないからだ。計画して準備し実行するまで時間も掛るし、金も掛るのだ。
 テロは、着の身着のまま逃げて来たような貧乏な移民とかが、ぶらぶらしながら、思いつきで出来るようなものでは絶対ない。
 資金面、情報面で作戦をバックアップする強力な支援組織無しに、テロ作戦を実行に移すのは不可能である。
 よって、トルコ銃乱射テロも、どこかの国の諜報組織が背後で企図した事件だと私は思っている。たとえ実行犯がISを構成するチンピラの一人であったとしても、そいつは駒に過ぎないのだ。



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