米国務省高官、辞任続々


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 トランプ政権の要請により、米国務省高官の辞任が相次いでいる。
『【ワシントン】米国務省で膨大な業務を指揮するキャリア幹部がここ数日の間に相次いで辞任している。同省関係者が明らかにした。次期長官に指名されているレックス・ティラーソン氏が承認されるまで、指揮系統に空白が生じる可能性がある。
 25日には管理担当のパトリック・ケネディ次官、領事担当のミシェル・ボンド次官補、ジョイス・バー次官補、そして外交使節室長を務めていたジェントリー・スミス大使が辞任。いずれも民主、共和両党の政権下で職務経験を積んだキャリア官僚たちだ。関係者によると、過半数がトランプ政権から辞任を求められた。
 ケネディ氏は1973年から外交職員として勤務し、10年前に国務省の管理次官に就任。今回の辞任が自発的なものか、あるいはトランプ政権からの要請だったのかは不明だ。一方、移民や領事業務を担当していたボンド氏はトランプ政権から辞任を求められたと、事情に詳しい関係者は話す。同氏は40年に及ぶ外交キャリアを持つ。
 また20日には外交安全問題を担当したグレゴリー・スター次官補も辞任している。
 今回辞任した幹部はいずれもバラク・オバマ政権によって選ばれ、上院の承認を経て職に就いた。新政権が自らの政策に沿って省庁幹部の顔ぶれを一新させることは珍しくないが、国務省のキャリア官僚は新たな体制が整うまではポストに残留する場合が多い。
 ジョージ・W・ブッシュ政権で政治担当の国務次官を務めたニコラス・バーンズ氏は、新政権は「当然、次官や次官補を好きなように入れ替える権利がある」と話す。その一方で幹部不在の空白期間が生じることを避けるため、「通常は後任者が承認を受けるまで職務を続ける」ケースが多いとも言う。
 国務省のマーク・トナー報道官はこの件に関し、前政権に任命された職員は辞表を提出するのが通例であり、その辞表を受理するかどうかは新政権が決めることだと述べている。またトナー氏は「国務省は上級職員が省内の高官に就くことを奨励し、かつ支持している」とした上で、「どの幹部も無期限で政府からの任命を受けているとは考えていない。大統領によっていつでも交代させられる可能性があることも承知している」と話す。トナー氏によれば、今回トランプ氏が辞表を受理した幹部の中には引退する人や他の外交関連の職務に就く人もいる。
 上院外交委員会は今週、次期国務長官に指名されているレックス・ティラーソン氏を承認した。来週には上院本会議で承認が得られる予定。(2017年1月27日 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)』(http://jp.wsj.com/articles/SB11177354273695693774104582584092046729070
 反日親中派の巣窟だった米国務省


 だから、トランプの人事は日本にとって好ましい事の様に思える。
 日本はオバマ政権下の米国務省に、今まで色々と煮え湯も飲まされて来た(米国務省は親中的で米国防省は反中的とアメリカは一枚岩でない事を日本は知るべし)。アメリカが靖国参拝に難癖を付けて来たのも、歴史認識慰安婦問題で韓国に歩み寄りを指図したのも、また、日本の兵器級プルトニウムが取り上げられ、更に駄目押し的に日本は核武装しないと宣言させられたのも、全て米国務省の意向だと考えられる。
 日米同盟の絆とか言われながら、日本は米国務省から信長に従う明智光秀の如くに、理不尽な虐めに曝されて来たのだ。
 その国務省の人事が、トランプによって一気に刷新。
 これはラッキーなのか?
 否、考えて見よう。
 日本はこれまでオバマ政権と上手く付き合う為、理不尽な要求であっても我慢して呑んで来たのである。そうやって日本側が全てを腹に収め、対米従属の成果が出て来て、やっと日米関係が良くなって来た・・・と思った矢先で、はい旧メンバー解散。また新しい米国務省メンバーで・・・、という事なのだ!


 トランプは、最近の発言を見ても、通商関係で日本に厳しい注文を付けて来るのは確実だ。日米FTAをやりたがっている。新たな米国務省は、トランプの意を受けてガンガン対日要求を突き付けてくるだろう。もし、韓国のようなFTAを押しつけられたら、堪ったもんじゃないぞ。
 その時に、日本側は「いや、今までこんなに我慢して来たんですよ・・・」と言っても、もう駄目なのだ。過去の譲歩は国務省の新メンバーに引き継がれないから。つまり、完全にゼロからのスタートなのだ。
 日本は今までどれだけアメリカに対し我慢して来たと経緯を告げても、米国務省の新スタッフは「我々に関係ない」と突き離すだけ。前政権のした事は無視で、日本は、トランプの都合によって、また我慢を強いられるようになるのである。
 よって、オバマ政権から通して眺めると、恐ろしく理不尽な状況も今後は起こる筈だ。
 そういう事になるから、同盟は従属であっては駄目なのである。対等でなければ。
 何故なら、国家間に信頼関係というのは、基本的に無い。国家は人じゃないから。義理人情、恩義とか、そう言うものは国家間に無い。新政権で政府の中身が入れ替われば、全て別人格になるのだ。
 だから、安倍君みたいに「日米同盟の信頼が大切」云々とか言ってたら馬鹿になるよ。
 国家関係は取引であり、力と力のぶつかり合い。そして騙し合い。
 日本も強固な意志と戦略を持って、隙を見せずアメリカに相対しないと、これからトランプ政権に振り回されるだけになるだろう。
 この際だから、日本もゼロベースで考え、核武装でも本気で目指した方が良いと思う。日米は対等であるべき。



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