正男暗殺犯はベトナム国籍ミャンマー人?


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 共同通信によれば、ベトナム国籍の女が正男暗殺犯として拘束されているという。
『マレーシア警察、北朝鮮金正男氏殺害事件に関連し、ベトナム国籍の旅券所持の女を拘束と発表。(2017年2月15日 沖縄タイムス)』(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/84397
 一方、この女はミャンマー人で、他に仲間が4人居るという報道もある。
『マレーシア警察は15日、実行犯とみられる女2人組のうち1人をこの日朝(日本時間同)、暗殺現場と同じクアラルンプール国際空港で逮捕したと発表した。警察によると、女はベトナムの旅券を持っていたが、ミャンマー人とも報じられている。もう1人の女と、監視カメラの映像から浮上した仲間とみられる男4人の行方を追っている。
 マレーシアの報道によると、警察は殺害に使用されたとみられる有毒薬物を特定したと主張している。15日に逮捕された女は、残りの仲間が逃走するため、おとりにされた可能性があると警察は考えている。(2017/02/15 時事ドットコム)』(http://www.jiji.com/jc/article?k=2017021500914&g=prk
 北朝鮮が、特殊工作活動に自国人以外を使うのは珍しい。


 よど号事件の日本人らが、北朝鮮亡命後、ヨーロッパで日本人拉致工作に携わった例などはある。それから、背乗りするパターンは良くあるが、朝鮮人ミャンマー人になりすませるだろうか?
 北朝鮮が黒幕だとすれば、拉致したミャンマー人を洗脳して工作員に仕立てたのだろうか?
 捕まった女は、金で雇われたり、騙されて工作に参加させられただけかも知れないが・・・。どうも北の工作として見ると、しっくり来ないところがある。
 こういう自国人以外を使うのは何と言うか、やり方がCIA的だな。
 前の記事で韓国が黒幕である可能性を指摘したけど(正男暗殺と韓国国情院)、或いはCIAが黒幕か?
 CIAだとしたら、どういう利益がアメリカにあるだろうか。一つは、トランプが北に対して「より強力に対処」すると言った事(トランプ氏「より強力に対処」 北朝鮮ミサイル巡り発言)。その強力な対処の一つが、金正男暗殺だった可能性。
 金正男に政治的な力は無いとしても、やはり金ファミリーの一人だから、暗殺すれば金ファミリーにとっては確実に打撃になる。もしも金正恩の預かり知らないところで正男が暗殺されたとするならば、正恩には衝撃と感じられるだろう。
 CIAが、次はお前の番だと正恩を脅したのかもね。


 無関係な親族を殺して脅すというのは、イタリア・マフィアなんかがやるよね。ある説によると、CIAとイタリア・マフィアは関係あるらしいが・・(アメリカの闇について:イタリアマフィア=CIA)。
 中国は、今回の正男暗殺を怒っている(中国メディア、不快感示し北に釈明要求 「正恩氏の暗殺」と誤記も 中国外務省は論評避ける)。怒りの矛先は北朝鮮に向けられているが、それは金正恩が事件の首謀者だと見ているからだろう。けれども、突然の出来事に狼狽しているのが見てとれるから、中国が事件の真相を全て知っているようにも見えない。
 中国が今回の事件に怒るのは不利益があるからで、即ち、それはアメリカにすれば利益と見做せる。
 中国は、金正恩の後釜に正男を考えていた(金正男を旗頭に中国軍侵攻か?中国派の張氏処刑で米国の影)。だから正男に手を出すなと正恩に言った事がある。それを知っていたから、正男は比較的無警戒に行動していたのだ。
 その状況をアメリカから見ると、斬首作戦の後に中国の息のかかった正男が出て来るのは気に入らない。むしろ、アメリカ寄りの政権を作りたいと考えるだろう。それは、東欧や中東でアメリカがやって来た事で、つまり政権をひっくり返して自陣営に引き込む訳である。その布石として、今のうち正男を消したとも想像出来る。
 要するに正男を殺す動機は、アメリカにもある。直接的には、正恩の政権を弱体化させられる。金王朝の血統にダメージを与えれば、内部から北朝鮮を破壊する糸口にもなる。金正恩が兄弟殺しをやったと北で言いふらせば、儒教社会の北では正恩の威信を低下できる。
 マティス国防長官は、北への対処として、あらゆる選択肢を排除しないと述べている(マティス国防長官が初の訪問先として日韓を選んだのはなぜか?)。正男暗殺も、北の政権崩壊へ向けたCIA心理作戦の一環かも知れないのだ。
 北朝鮮が暗殺した可能性も否定出来ないが、さりとて韓国やアメリカにも動機無しとは言えず。やはり結論はハーフハーフで。。。



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