北朝鮮人の逮捕


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 金正男を長期監視していたと見られる北朝鮮籍の男が逮捕された。
北朝鮮金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏が殺害された事件で、マレーシア警察は十八日、殺害に関与した疑いで、首都近郊スランゴール州で北朝鮮国籍の男リ・ジョンチョル容疑者(46)を十七日夜に逮捕したと発表した。実行犯の女二人に犯行を指示した男四人のうちの一人とみられ、警察は工作員である可能性も視野に取り調べているもようだ。北朝鮮側は捜査を非難、正男氏の遺体の即時引き渡しを要求した。
 韓国政府は北朝鮮の情報機関、偵察総局が犯行を主導したとの見方を示している。リ容疑者は一年以上前からマレーシアに住んでいたとみられ、正男氏の行動を長期間監視していた疑いもありそうだ。一方、北朝鮮のカン・チョル駐マレーシア大使は十七日夜、遺体のある首都クアラルンプールの病院施設前で声明を発表し、北朝鮮の許可なく司法解剖したとしてマレーシアを強く非難。死亡したのは外交旅券を持つ北朝鮮の国民だとしたが、正男氏には直接言及しなかった。北朝鮮が事件に関して公式に発言したのは初めて。
 国営ベルナマ通信などによると、マレーシア警察長官は十八日、大使の発言に反発し「正男氏の家族からDNAサンプルを入手しない限り捜査を終えることはできない」と表明した。
 警察によると、リ容疑者は、マレーシア政府が外国人労働者に発行する身分証明書を所持。正規の労働許可を得て、同国内で生活していた可能性がある。
 警察はアイシャ容疑者の交際相手とされるマレーシア人の男も逮捕しており、事件の逮捕者は四人となった。マレーシア人の男は犯行に直接関わっていないとみられる。(2017年2月19日 中日新聞)』(http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017021902000056.html
 北朝鮮の人間が、自由意思で海外に居住するということは殆ど有り得ない。


 やはり捕まった北朝鮮の男は、北朝鮮本国の命令で何らかの任務に就いていたのだろう。
 しかし不思議なのは、簡単に捕まり過ぎることだ。過去の例から、特殊工作ミッションに送り込まれる厳しい訓練を受けた北朝鮮工作員は、捕まる時に自殺するか、或いは自殺するそぶりを見せている。ところが、今回捕まった男に関しては、そのような行動は伝えられていない。
 また、工作に関わる北朝鮮人は、国籍や身分を詐称していたりするものだが、男は正規の派遣労働者の身分証を持っており、身元を偽装する工作をしていないようだ(金正男の暗殺事件で北朝鮮の男を逮捕 謎の男の正体は?)。
 わざわざ北朝鮮と関係の無い女を使って暗殺を実行したのに、自分は逃亡もしないし、事件との関係を消す工作を何もしないということが有り得るのだろうか?


 今度は、北朝鮮との繋がりが明確過ぎるのが、逆に不可解なのである。
 どうも、ちぐはぐな点が多過ぎる今回の事件。北の犯行と短絡できるのだろうか(正男暗殺にバイナリー兵器が使われた!)。
 ちょっとスパイ映画的な想像をするけど、例えば、まだ捕まっていない3人の男。その男達が実はCIAか韓国国情院の工作員であり、北朝鮮の国家偵察局の人間を装ってマレーシアに住む北朝鮮人を工作ターゲットにして接近したと仮定する。
 そうすると、北朝鮮の人間は偵察局の人間には逆らえないと思うから、国の秘密命令だと信じて男達に協力するだろう。
 そして謎の男達は北朝鮮の男を暗殺計画に協力させ、任務を達成して逃亡。利用された北朝鮮の男だけ、捨て駒として残された。
 そういうパターンは考えられ無いだろうか?、そんな想像でもしないと、ちぐはぐ感を合理的に説明できない。
 スパイドラマとかなら、ありそうなストーリーなのだが。考え過ぎだろうか。



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