日本海にミサイル


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 北朝鮮の飛行体が、1000キロ飛行して日本海に落下した。
『韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が6日午前7時36分ごろ、北西部の平安北道の東倉里(トンチャリ)から日本海に向けて何らかの飛行体を発射したと発表した。聯合ニュースはミサイルと推定されると報じたが、発射体の種類などは不明。韓国軍は飛距離や弾道などについて詳しい分析を急ぐとともに、追加の発射がないか警戒を強めている。
 聯合ニュースは韓国軍の話として「ミサイルの発射は複数で、1千キロメートルあまり飛行した」と報じた。韓国政府は、黄教安(ファン・ギョアン)大統領代行兼首相が同日午前9時から国家安全保障会議(NSC)を開き、今後の対応を協議する。
 米国と韓国は1日から定例の合同軍事演習を韓国で始めており、これに対抗した挑発の可能性が高い。
 北朝鮮が発射したのが弾道ミサイルだった場合、2月12日に中距離弾道ミサイルを発射して以来となる。その際は高度550キロメートルまで上昇し、東に約500キロメートル飛行して日本海に落下した。
 北朝鮮の労働新聞(電子版)は3日、「米国と韓国が侵略の意図を捨てず、核の威嚇と戦争演習騒動を行う限り、さらに新型の戦略兵器が青空に勢いよく飛ぶだろう」と新型兵器の発射を示唆していた。(2017/3/6 日本経済新聞)』(http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM06H0Q_W7A300C1000000/
 我が国が、この状態に対応できているとは到底思えないんだが・・・。


 仮に、北朝鮮が日本本土に向けて、本気でミサイル攻撃したとして、今の日本は、即応して迎撃できる状態に無い(【北朝鮮ミサイル】日本最新BMD迎撃システムは歯が立たない!?)。
 では、何のためにMDに莫大な投資をしているのか?
 あまり有効だとは思えない。
 やはり、敵基地攻撃能力を持たないと抑止効果が発揮されない(さっさと敵基地攻撃能力を!)。
 今のままでは、北朝鮮が日本攻撃の目的でミサイルを発射した場合に、日本は直ちに迎撃できず日本本土に着弾してしまうだろう。もし普通の国なら、迎撃でき無くても、それに対し直ちに反撃する。例えば韓国がヨンピョン島に砲撃を受けた時、韓国軍は直ちに砲撃地点に対し自走砲で応射した。
 ところが、敵基地攻撃能力の無い日本は、そういう直接的な反撃手段が無い。攻撃を受け、どんなに被害が出たとしても、まずアメリカに頼まないといけない。
 しかし、アメリカが直ちに反応してくれるとは限らない。日本の頼みを聞いて北朝鮮を攻撃するかどうかは、アメリカの政治判断になるからだ。
 場合によっては、アメリカも戦争に巻き込まれるのは嫌だから、直ちに反撃せず国連安保理に問題の解決をゆだねよう・・・、とかなるかも知れない。しかし、国連へ持って行っても、中国とロシアが決議に対し拒否権を発動し、何も決められないかも知れない。そうなると、日本としては本土が攻撃され犠牲が出たとしても泣き寝入りになる可能性がある。
 むしろ北朝鮮としては、日本にミサイルを打ち込めば、それを切っ掛けにしてアメリカと直接対話できる可能性が生まれて来る。そうなると、北朝鮮は、アメリカと相談したくて日本に向けてミサイルを撃つ・・・、という状況になってしまう。
 即ち、日本が敵基地攻撃能力を持たない事が、北朝鮮のミサイル攻撃を誘発する原因になり得るのだ。



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