銃剣道を差別するな!


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 新しい学習指導要領により、中学校で教えられる武道の一つとして銃剣道が加えられた事につき、NHKが批判的な見解を取り上げて報じた。
『新たな指導要領に異論
 31日に公示された新しい学習指導要領では、武道を教える狙いとして、「我が国固有の伝統と文化により一層触れることができるようにする」ためとしています。柔道や剣道、相撲はそのうちひとつが「必修」で、「空手道、なぎなた弓道合気道少林寺拳法銃剣道など」が、学校や地域に応じて選択できる武道だとしています。
 これまで「選択」の武道は「なぎなたなど」でしたが、新たに銃剣道などが加わったわけです。
 これに対し異論を唱えたのが、新潟県の米山知事です。
 自身のツイッターで、「柔道、剣道、相撲はルールも整備され、競技人口も多くスポーツとして確立しているが銃剣道はその状況になく時代錯誤としか言えない。恐怖を覚えます」と述べました。
 そして反対する具体的な理由として、
▽日本で[銃剣]を所持することはできないので、銃剣道を習っても護身に用いることは不可能。
▽棒を使った護身術なら剣道が上。
▽習ったあと競技を続けられる人も極めて限定される。
 といった点を挙げたうえで、「戦前精神論への郷愁以外のいったい何でしょうか?」と疑問を述べています。(3月31日 NHKNEWSWEB)』(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170331/k10010932851000.html
 新潟県知事、酷い偏見だ!


「恐怖を覚えます」とはどういうことだよ。仮にも「銃剣道」は正式な武道だよ。武道とは何か?、単なるスポーツではない。
 日本武道協議会による武道の定義は次のようなもの。
「武道は、武士道の伝統に由来する我が国で体系化された武技の修錬による心技一如の運動文化で、柔道、空手道、剣道、相撲、弓道合気道少林寺拳法なぎなた銃剣道などを修錬して心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う、国家、社会の平和と繁栄に寄与する人間形成の道である。」
 米山知事は分かるかな?
 武道とは、心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養うもの。それに対して「恐怖を覚えます」とは何事か。分からずやの偏見以外、何物でもない。
 そしてNHKの伝え方にも悪意がある。あたかも銃剣道だけをマニアックに学習指導要領が取り上げて中学生に教えるかのような伝え方をしている。
 だが、そうではない!
 現代武道は、先の定義にもあるように9種目ある。しかし、これまでの学習指導要領では、柔道、剣道、相撲の3つのうち一つが必修で、他に地域で選択できる武道として「なぎなたなど」と記載されていた。その「など」の部分を新しい学習指導要領では、定義に従い鮮明にしただけのことだ。


 即ち、現代武道の定義による9種目を、学習指導要領で言う武道として正確に記載しただけの話である。
 もしこれで、銃剣道だけ記載しないということになれば、銃剣道は武道ではないと国が宣言するに等しい。そうなれば歴史ある銃剣道に対する不合理な差別となり、ひいては武道界全体に対する誹謗中傷という事になる。
 何故なら、武道とは「心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養うもの」であり、銃剣道も他の武道同様、歴とした武道であるからだ。そうである以上は、武道に社会から忌避される要素など、そもそも何も無いのである。
 それをNHKは、「銃剣道」という言葉の響きだけで、おどろおどろしいものであるかのように伝えるのだ。それはマスコミの態度として正しいのか?
 マスコミの使命として、人々の誤解を解き、偏見を無くす役割がある筈。それをマスコミが率先して偏見を広めてどうするのか?、本末転倒ではないか。
 NHKは米山知事が銃剣道を批判した事を報じ、あたかも自身は客観的であるかのように装っているが、本心は銃剣道を攻撃したくて、米山知事の批判をこれ幸いに記事として取り上げたに過ぎないのだ。
 他人の言葉の後ろに隠れて批判するとは、実に卑怯ではないか。そうしたNHKの態度は、武道の精神にも反する。
 NHK社員こそ、銃剣道に入門し、人格、道徳心、礼節を徹底的に鍛え直した方が良いと言うべきだろう。



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