無駄なミサイル防衛より敵基地反撃力を!
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北が新型ミサイルを発射する前日、日本政府はミサイル防衛強化のため「陸上型イージス」導入の方向について発表していた。
『政府は北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射を受け、ミサイル防衛態勢強化策として、「イージスアショア」と呼ばれる陸上型イージスシステムを導入する方向で最終調整に入った。
複数の政府関係者が明らかにした。防空能力や費用対効果の面で、米最新鋭ミサイル防衛システム「最終段階高高度地域防衛(THAAD)」よりも適していると判断した。
自民党の検討チームが3月に弾道ミサイル防衛強化を求める提言をまとめたことを受け、防衛省は若宮健嗣副大臣をトップとする検討委員会で新装備導入に向けた議論を加速させており、夏までに結論を出す方針だ。実際の導入は数年後とみられる。
現在のミサイル防衛態勢は、イージス艦に搭載された迎撃ミサイル「SM3」が最高高度約500キロの大気圏外で迎撃し、撃ち漏らした場合は地対空誘導弾「PAC3」が地上十数キロで撃ち落とす二段構えだ。(読売新聞 5月13日)』(http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0513/ym_170513_1037212181.html)
イージスでは、ロフテッド軌道で発射される北の新型ミサイルを撃墜できない。
ある意味、14日北朝鮮のミサイル発射は、日本が13日に発表した陸上イージスによるミサイル防衛の無効性を示すものだったとも言える。
陸上イージスで運用するSM3は、いわゆるミッドコース迎撃と呼ばれるもので、ミサイルが最高高度に到達して速度が遅い中間段階にある時に迎撃を試みるシステムだ(弾道ミサイルとミサイル防衛:初歩の初歩)。
しかし14日に発射された北朝鮮の新型ミサイルは、最高高度が2000キロを超えていた。これだと、高度500〜1000キロでの迎撃を想定しているイージスのSM3ミサイルでは撃墜できないのである。
北朝鮮の新型ミサイルは「火星12」という名前らしいが、もし仮に日本がSM3を増やしたら、北朝鮮は火星12ミサイルを量産すれば容易に対抗できるのである。そして一般的にイージス・システムよりも弾道ミサイルの方が遥かに値段が安い。となるとSM3を運用するだけなら陸上イージス導入は無駄に終わるだろう。
日本の実情を考えれば、トマホークを導入して敵基地破壊能力を持つのと(防衛省、「トマホーク」巡航ミサイルの導入を検討)、それから広範囲に地下シェルターを整備した方がコスト面で遥かに安上がりで、且つ有効な対抗措置となる。
高価で無意味なミサイルディフェンスによって、日本の少ない防衛予算を浪費すべきでない。
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