違和感ある女性宮家議論


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 秋篠宮眞子内親王殿下の御婚約を心よりお祝い申し上げます。
 さて、その眞子さまご婚約に絡め、毎日新聞が「女性宮家」の議論加速を社説で訴えている。
秋篠宮家の長女眞子さまが大学時代の同級生と婚約される。天皇の子や孫の女性皇族の結婚は天皇、皇后両陛下の長女黒田清子さんの2005年以来となる。
 両陛下にとって眞子さまは初孫である。秋篠宮ご夫妻も公認している。心からお喜び申し上げたい。
 眞子さまは皇族が通ったことがない国際基督教大(ICU)に進学した。お相手の小室圭さんとは大学で知り合った。ともに25歳である。
 戦後、女性皇族は旧華族の男性との結婚が多かったが、東京都職員と結婚した清子さんと同じくしきたりにとらわれない結婚となりそうだ。
 この慶事は同時に皇室の課題を改めて浮き彫りにする。
 皇室典範は、女性皇族が皇族以外の男性と結婚した場合は「皇族の身分を離れる」と定める。
 最近では14年に高円宮家の次女典子さんが結婚に伴い皇籍を離脱した。眞子さまが結婚すれば皇族がさらに減ることになる。
 皇室を構成する天皇と皇族の計19人のうち女性皇族は14人だ。未婚女性は7人いる。全員が皇籍を離脱すれば皇室の先細りは避けられない。
 衆参両院の正副議長は3月、「女性宮家の創設」などについて「速やかに検討すべき」だとの共通認識に至ったと国会見解で明記した。
 歴史上、女性宮家が新たに作られた例はない。母方が天皇の血を引く女系天皇の誕生につながると反対もある。安倍晋三首相も皇位が男系継承されてきた伝統を重視する。
 安倍氏は以前、戦後に皇籍を離脱した旧11宮家の男系子孫を皇室に復帰させる案を示したことがある。しかし、旧宮家は皇室を離れて長く、世論の支持も得られないだろう。
 皇族の減少は、皇室の機能を弱めるだけでなく、将来的に皇室の存在すら危ぶまれる事態を招くおそれがある。政府の対応が遅れるほど状況は困難になる。
 天皇退位の有識者会議は先月の最終報告で皇族減少を「一層先延ばしのできない課題」と位置付け最優先の対処を求めた。退位特例法案はあすの閣議決定を経て審議が始まる。
 与野党は皇族減少に関する付帯決議の採択に向け調整中だ。女性宮家創設を含め政府に具体的な対応を求める内容とすべきだ。(毎日新聞 2017年5月18日)』(https://mainichi.jp/articles/20170518/k00/00m/070/195000c
 つまり小室圭氏も皇籍に入れろということか?


 それは旧宮家皇籍復活より違和感があると思う。たとえ1代限りにしたとしても問題あるのでは?
 また、ご結婚後、眞子さまだけ皇籍に残すということにしても問題が生じるだろう。小室圭氏の立場が無くなる。そう考えると、現状の制度が一番良いと思う。
 大体、女性宮家の議論というのは不可解なもので、そこを突破口として女性天皇、延いては女系天皇の議論まで盛り上げて行こうと言う魂胆が見え透いている(竹田恒泰氏 『女性宮家創設は皇室を滅ぼす』 ゾッとするヤバイ話1)。左翼色の強い毎日が、わざわざ社説で女性宮家創出を熱心に訴えるのも、女系天皇に関する国民合意を作ろうとする布石ではないか。
 私は女系天皇というのは、ご皇室の廃絶を企図する陰謀と見る。だって、女系天皇を認めたら、万世一系(父方の先祖を遡れば神武天皇につながる)の皇統が断たれてしまうのだ。女性皇族と結婚して誰の家でも皇族になれたりするような制度を仮に認めると、途端に皇族のインフレーションを招いてしまうし、皇統を保全する意味も薄くなるのだ。それは日本国民として、とても容認できない。
 皇室を守るには歴史と伝統が大切である。
 女性宮家を論ずるなら、それよりも先ず旧皇族皇籍復活を論ずるべきと思うのだ。



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