カール販売終了は愚か


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 明治製菓の有名スナック菓子カールが、売り上げ低迷(?)で東日本での販売を終了すると言う。
『日本のスナック菓子を代表する商品の1つ「カール」が9月以降、中部以東で買えなくなる? 明治は25日、カールの販売を、北海道から中部までの地域で、8月生産分を最後に終了すると発表した。関西以西では「チーズあじ」「うすあじ」の2品に絞って販売を続ける。
 現在、カールには「チーズあじ」「うすあじ」「カレーあじ」と「大人の贅沢カール」2種類、「小つぶカール」2種類の計7商品があるが、中部以東では9月以降、すべての販売を取りやめる。明治によると、イメージキャラのカールおじさんは続投するという。
 カールの売り上げはピーク時の90年代には190億円に達したが、近年は低迷し、昨年度は60億円。カールの部門は十数年間、赤字が続いていた。1968年(昭43)の販売開始当初から放送され、「いいもんだ〜な〜 ふるさとは〜」の歌でおなじみのテレビCMも14年4月に打ち切り。3年前にはカール全商品の販売終了も検討されたが、国民に長年愛された商品だけに、明治ではブランド存続の道を探ってきた。
 軽くてかさばるスナック菓子は輸送の物流効率が採算性の鍵を握る。カールは埼玉県、静岡県大阪府山形県愛媛県の5工場で生産されているが、今後は愛媛の工場で2品目だけを生産し、滋賀、京都、奈良、和歌山の1府3県以西で販売することで、ブランドを残す結論に至った。明治関係者は「これしかなかった」と話す。
 今後、明治が販売した卸売業者が、東日本に出荷する可能性はあるが、物流コストとの兼ね合いで対応は見通せない。(2017年5月26日 日刊スポーツ)』(http://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1829741.html
 馬鹿なんじゃないの?





 ブランドというものが、まるで分かっていない。
 あれだけのブランド力を築くのに、どれくらいの時間と努力が必要なのか、明治製菓トップはちゃんと理解してるか?
 カールと言えば広く定着したスナック菓子で、大抵の小売店のお菓子コーナーに並んでいる。それだけパワーを持つ製品について商圏縮小なんて、とても正気とは思えない。
 広く認知されたブランドがあれば、商品というのはそれだけで売れるんだよ。例えば、今私が東日本でのカールの製造販売権を譲渡して貰えれば、恐らくそれだけで利益を上げる事業にするのは簡単な事だろう(既に確立したブランドを貰って商売すると言うのは一番旨味のあるビジネス)。明治製菓が売上の点で不満があるなら、カール東日本とか言って子会社を作れば良いだけだ。そしてカール東日本は本社と別の賃金体系にしてスリム化すれば十分にやっていけるだろう。
 どうも東日本でカールの製造販売中止というのが、国際金融資本などの不可解な圧力で決定されたのではないかと勘繰ってしまう。明治製菓のトップは海外資本から買収されて、東日本に於けるカール商権放棄の秘密の約束でもしたのではないか?
 カールが抜けた穴には、どうせ海外スナックが入り込んで来る約束になっているのだ。そんな風に想像してしまうぞ。明治製菓トップは、幾ら掴まされたのか?
 あの濃厚なチーズ風味カールに代わって、東日本の小売各店に廉価な韓国スナック菓子や大味なアメリカン・スナック菓子が並ぶのかも知れない。そうなれば味覚の劣化、菓子文化の衰退だよ。
 明治製菓は考え直せ!



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