ミサイル迎撃失敗!


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 21日、北朝鮮想定の弾道ミサイル迎撃実験に失敗したとアメリカ軍が発表した。
アメリカのミサイル防衛局は6月21日、ハワイ沖で日米合同の弾道ミサイル迎撃実験を実施したが失敗した、と発表した。
 実験は北朝鮮からの攻撃を想定しているとみられるが、ミサイル防衛の難しさを改めて示した格好だ。
 防衛局によると、実験は21日午後7時20分(現地時間)に実施。中距離弾道ミサイルハワイ諸島カウアイ島のミサイル試射場から発射した。
 これに対し、アメリカのミサイル駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズ 」が発射を探知し、イージスシステムを使ってミサイルを追跡。迎撃ミサイル「SM-3ブロック2A」を発射したが、命中させられなかったという。
 今後、担当者が実験データを広範囲にわたって分析するとしているが、調査が完了するまで詳細は明かさないという。
 SM-3ブロック2Aは従来の迎撃ミサイルよりもより高く打ち上げることができ、通常よりも角度を上げて飛来するロフテッド軌道弾道ミサイルにも対処できるとされる。
 SM-3ブロック2Aを使った迎撃実験は今回で2回目で、2017年2月にあった前回の実験では迎撃に成功していた。(2017年06月23日 ハフィントンポスト)』(http://www.huffingtonpost.jp/2017/06/23/ballistic-missile-intercept-test-fails_n_17265716.html
 ミサイル防衛(MD)は無駄!


 まあ相手がスカッドミサイル程度なら、何割か撃ち落とす事も出来るので100%完全な無駄とは言わないが、得られる効果に比べ費用が掛り過ぎるのがMDの欠点。結局、敵ミサイルへの対処法としてMDのみに頼るのは防衛戦略として最悪の選択に等しい。
 昔から言われている事だが、攻撃こそ最大の防御。これは現代に於いても真理である。攻撃力無くして防衛は成り立たないし、敵の攻撃に対する抑止も実現できない。
 今回行われた日米合同弾道ミサイル迎撃実験失敗は、MDのみに頼る現在の日本の防衛戦略に大きな疑問符を付けるものである。
 当ブログで何度も述べているが、今の日本には、敵基地に対する攻撃能力そのものが無い(敵基地攻撃は当たり前だ!)。平和憲法の建前、単にポリシーとして外国を攻撃しない事にしているとか、そういう問題以前に、長距離攻撃力そのものが日本に存在しないのである。
 そして皮肉な事だが、現在の極東が不安定化しているのは、日本の周辺国が攻撃力を高めているのに対し、それに対抗し得る攻撃力を日本が持たない事に大きな原因がある。
 軍事的均衡が崩れているのだ。


 だから中国、北朝鮮、ロシア、韓国いずれも日本に対し威嚇するような態度を取るようになっている。尖閣の問題などに対しては、台湾すら日本に対し挑発的だ。
 何故そうなるのかと言えば、日本だけが挑発しても何の実害も及ぼさない国だからだ(反撃される可能性0%)。日本以外の国は、挑発されれば抵抗する。しかし日本だけは、どんな挑発を受けても抵抗しないと分かっている。だから日本は周辺国にとって好適なサンドバックになっている。
 どんな国も、国内の結束の為に敵が必要だ。しかし相手が強力で叩けば反撃してくるような国だと、叩いた場合に損害が発生する。即ち仮想敵が強力だと、強く反撃された場合に国家としての威信を保てずに政権が崩壊しかねない。
 それに対し、日本が相手なら、どんなに強く叩いても反撃して来ない。だから日本は仮想敵として理想的であり、日本を叩けば叩く程、日本を攻撃する政府の威信は上がり続ける事になる。そして攻撃力皆無の日本は、仲間にしても頼れないから、同盟するより敵にした方が得に決まっている。よって、どんな国の政府でも、遅かれ早かれ日本の敵になり、自然に日本叩き中毒になってしまう(同盟国?アメリカですら日本叩きが大好きだ)。それは日本の態度が齎している自然で不幸な結末である。
 あらゆる挑発に対し最初から白旗を上げて、抵抗する意思も能力も無いから叩かれ続けているのだという事に、多くの日本人は何故気付かないのか?



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