気休めPAC3


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 北朝鮮ミサイルが誤って落ちてきた場合を想定し、政府はPAC3を島根・広島・愛媛・高知に展開した。 
『PAC3、島根・広島・愛媛・高知に展開 破壊措置命令
 北朝鮮が米軍基地のある米領グアム島周辺の海域を狙ってミサイルを撃つと警告したことを受け、小野寺五典防衛相は11日、グアムに向けたコースを外れて誤って日本に落ちてきた場合を想定し、地上配備型迎撃ミサイル「PAC3」を中国・四国地方の計4カ所の陸上自衛隊の駐屯地に展開する破壊措置命令を出した。複数の日本政府関係者が明らかにした。
 展開するのは出雲(島根県)、海田市広島県)、松山(愛媛県)、高知(高知県)の四つの駐屯地。航空自衛隊のPAC3の発射機などの移動を11日から始め、12日午前に4駐屯地への展開が終わる見通しだ。
 国家安全保障局(NSS)は、北朝鮮からグアムに向けてミサイルが発射された際の飛翔(ひしょう)コースを推定。度重なる発射によって北朝鮮は技術を向上させており、正常に飛べば島根県から広島県高知県にかけてのはるか上空を飛ぶことになる一方、機器のトラブルなどでコースを外れ、日本に落ちてくる場合にも備える必要があると判断した。(朝日新聞デジタル 2017年08月12日)』(http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/11/story_n_17733262.html
 これも国民を馬鹿にした話だよ。


 だって、グアムに向けて撃たれた北の弾道ミサイルを、PAC3は撃ち落とす能力を持っていないのだから。北の弾道ミサイルは、PAC3の限界射程距離の遥か上空を飛んで行くのだ。
 先日、日本は集団的自衛権を行使して法的に北のICBMを撃墜できるとか議論されていたが(集団的自衛権で迎撃可 「存立危機事態」の可能性 小野寺五典防衛相が認識示す)、法律上の空論に過ぎない。射程圏外を飛行するICBMをどうやったって撃ち落とせないからだ。
 そもそもICBMの迎撃は難しい(ICBMはミサイル防衛システムで迎撃できない)。だから射程圏に入ったとしても迎撃できるかは微妙だ。
 従って、PAC3の配備は情弱な国民向けのパフォーマンスである。
 政府が想定して居るのは、ミサイルが故障して墜落して来る時に撃ち落とすというもの(故障したミサイルが島根・広島・愛媛・高知以外の方向へ飛ぶのは想定外!!)。しかし、その場合は破片が飛び散って被害が広範囲に拡大する恐れも指摘されている(たとえ迎撃に成功したとしても… 核弾頭が積まれていなくても… 日本に甚大な被害が発生するワケ)。バラバラの破片は、散弾銃の弾のように拡散し、かえって被害地域が拡がるかも知れないのだ。
 結局、核シェルターも無しに国民の安全を確保するのは無理なのである。
 そして日本が北朝鮮からここまで愚弄されるのは、実体的な攻撃力を何も持たないからだ。
 政府はミサイル防衛への無駄な投資を止め、一刻も早く核武装による抑止力の確保を目指すべきだ!



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