北朝鮮壊滅は可


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 ソウルを危険に晒さぬ軍事手段が「ある」とマティス米国防長官が言明した。
『【ワシントン=加納宏幸】マティス米国防長官は18日、核・ミサイル開発で挑発を強める北朝鮮への軍事的選択肢に関し、韓国の首都ソウルを北朝鮮の報復で「重大な危険」に陥らせることのない軍事的手段があると記者団に明かした。作戦の詳細について言及することは控えた。
 米軍の攻撃を受け、北朝鮮が南北軍事境界線付近に展開した多数の長距離砲などで約50キロ程度の距離にあるソウルへの攻撃で報復する恐れから、先制攻撃は難しいとされてきた。マティス氏は先制攻撃が可能であると強調することで北朝鮮を牽制(けんせい)するとともに、同盟国の防衛に責任を果たす決意を示したとみられる。
 マティス氏はまた、韓国への戦術核の再配備について韓国側と協議したことを認めた。マティス氏が訪米した韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防相と8月30日に会談した際、再配備が議題になったことが明らかになっていた。
 ただ、マティス氏は米軍が実際に再配備する可能性は否定し、「(韓国とは)選択肢について議論した」と述べるにとどめた。
 一方、マティス氏は、北朝鮮が15日に発射した日本上空を通過する弾道ミサイルを迎撃しなかったのは日米などの直接的な脅威ではないと判断したためだと説明。北朝鮮が米軍の軍事行動を招く一線を越えないよう太平洋を狙って発射したとの認識を示した上で、「米領グアムや日本への脅威になる場合には異なる対応をとる」とし、必要なら迎撃する決意を表明した。(2017.9.19 産経ニュース)』(http://www.sankei.com/world/news/170919/wor1709190053-n1.html
 米軍による瞬間的徹底的先制奇襲打撃。


 恐らく、そういうこと。
 ソウルが危険に曝されるのは問題無いと思うが(ソウルには多数のシェルターが備えられている)、日本がミサイル攻撃されるのは問題だ。しかし、米軍の能力を持ってすれば、それらの脅威を排除しつつ、北朝鮮の火力を速やかに沈黙させられるのだ。
 北朝鮮の弱点は、米軍の動きを把握できない事。
 即ち北朝鮮は衛星などの監視網が無いから、米軍の動きが分からない。それに対して、北朝鮮の動きは、衛星などの監視網により米国に一方的に丸分かりだ。
 つまり、米軍の有利さは、自由な時にいつでも北朝鮮に先制奇襲攻撃を掛ける事が出来る点にある。
 米軍のステルス・ミサイル兵器群による同時攻撃により、北朝鮮の重要拠点が瞬間的に叩きつぶされれば、北朝鮮は反撃や迎撃する余裕など無いままに壊滅するのである。
 マティスは、それが出来ると言っているのだ。
 恐らく北朝鮮の全ての砲撃拠点、ミサイル発射拠点、情報通信センター、それらは既に座標上でロックオンされている。その全てに同時攻撃を行う火力を米軍は有していると言う事。米軍は何の攻撃兆候も見せないまま、ある時突然、北朝鮮に集中攻撃を加える。
 それが可能だとマティスは言うのである。



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