木星の衛星エウロパに五大湖と同じくらいの大きさの地底湖があるとさ


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『【11月17日 AFP】謎多き木星の衛星エウロパ(Europa)の地下に、北米の五大湖と同じくらいの大きさの地底湖が存在する可能性を指摘した論文が、16日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。
 米航空宇宙局(NASA)の木星探査機ガリレオGalileo)が1995〜2003年に送ってきた画像からは、この氷に覆われた光り輝く衛星の表面に、亀裂やねじ曲げられた形跡などがあることが分かった。なぜ、太陽光がほとんど届かないこの星に、このような奇妙な地形が生まれたのか。
 米テキサス大学オースティン校(University of Texas at Austin)の地球物理学者、ブリトニー・シュミット(Britney Schmidt)氏率いる研究チームは、地球上でも見られるプロセスに答えがあると考えている。それは、海に浮かぶ氷棚の真下と火山を覆う氷河の下では、氷と温かな水煙が相互作用し「カオス地形」が生まれる、というものだ。
 チームが作成したモデルによれば、エウロパの氷殻の厚さは約10キロで、氷殻内に水をたたえた巨大なくぼみが存在していると考えられる。氷殻の表面から3キロ下という浅い場所にある地底湖からは、温かい水が水煙のように湧き上がり、表面の氷をもろくする。最終的に氷が割れて崩壊するという。
■生命誕生は可能?
 この氷の崩壊現象は、生命の誕生の可能性を高めるかもしれない。崩壊する際、地底湖と氷の表面の間でエネルギーと栄養物がやり取りされるからだ。
 シュミット氏は、「氷殻が厚いことは、生命誕生の点では悪条件と考えられてきた。氷の表面が氷の下の海水と接触しないためだ。だが今回、氷殻が厚くても海水と活発に混ざり合うことが可能だという証拠が得られた」と指摘し、こう続けた。「エウロパとその海は、今まで考えられていた以上に、生命の誕生に適した場所かもしれない」(c)AFP』(http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2841097/8095724

 うーむ。木星の衛星エウロパに、氷に覆われた海があることは結構前から指摘されていたことだ。アーサー・C・クラークは、そのテーマを利用して、映画にもなった小説「2010年宇宙の旅」(http://ja.wikipedia.org/wiki/2010%E5%B9%B4%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%97%85)に、エウロパの氷の下に住む水棲生物を描いているくらいだ。
 恐らく、今回のNatureの論文の新しい点は、その「氷に覆われた海」の具体的な姿を推定したところ、厚さが約10キロの氷殻内にある五大湖と同じくらいの大きさの巨大な水たまりであり、このモデルによってエウロパの謎の一つであるカオス地形を説明できるという点なのだろう。
 別の研究だが、最近の研究によると、氷が凍結するときに、氷の隙間で核酸などが濃縮されることにより、生命の元になる物質を作り出したと言う説もあるようだ。
 エウロパの氷の下の地底湖。果たしてそこには、クラークの思い描いたように、知的な生命体が存在するだろうか?

(「2010年宇宙の旅」の前作、映画「2001年宇宙の旅」より)



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