産めよ増やせよ、高齢者



 インドで、96歳のお爺さんが子供を儲け、世界最高齢の父親になったという。このニュース、少子化に悩む日本にも、何かヒントを与えてくれるのではないか?
『インド北部ハリヤーナー州で、96歳のラマジート・ラグハブさんにこのほど第2子が誕生し、「世界最高齢の父親」に新たな家族が加わった。
 50歳代だというラグハブさんの妻は今月5日、同州ソーニーパットの病院で元気な男の子を出産。2人の間には2010年に生まれた息子がおり、今は4人で生活を送っている。
 妻と出会う10年前までは独身を貫いてきたというラグハブさん。第2子の誕生については奇跡だと話した。
 また、「精力増強剤などは使っていない」とし、妊娠のために特別なことはしていなかったと述べた。(2012年10月17日 毎日jp)』(http://mainichi.jp/feature/news/20121017reu00m030010000c.html
 このお爺さん、10年前までは独身というから、86歳くらいで結婚した(!)、それから2人目って、凄いねぇ・・・。奥さんも50代というから、こちらも高齢出産だ。
 因みに、女性の最高齢出産は70歳で、やはりインドのお婆さんとの事(http://ameblo.jp/satoru-nadaguchi/entry-11187399558.html)。日本では60歳の女性が、在米日本人女性の卵子提供を受けて体外受精で妊娠し子供を儲けた例があるという(http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120720-00000013-pseven-soci)。
 つまり、96歳のお爺さんと70歳のお婆ちゃんカップルで子作りも可、と言う事か(!?)。今は女性が閉経した後でも、体外受精技術により妊娠することは出来るから、健康さえ維持していれば、理論的には、もっと高齢で子供を作る事もできるはずだ。
 勿論、高齢出産には、ダウン症のリスクが高くなるなどの問題もある。しかし、ダウン症に関しては、危険な羊水検査をしなくても、血液検査で診断できる新たな方法が開発され、既に実施されているのだ(http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2901U_Z20C12A8CR0000/)。高齢出産のリスクを減らす技術も確実に進歩している。
 日本では、非婚化、貧困化、離婚率の増大、晩婚化の影響など、種々の理由で出生率が低下している。これによる人口減少は、国力低下に繋がる重大な問題だ。国の対策は一向に効果を上げていない。
 だとすれば、国の少子化対策には、アプローチの仕方に重大な瑕疵があるのではないか?
 例えば、一仕事終え、時間と資産に余裕を持つシニア層の子作りを奨励し、高齢出産を支援したらどうなのか?、少なくとも、高齢出産や、体外受精などの不妊生殖医療に対し、規制緩和助成金など、国はもっと大胆に公的支援を行うべきではないのか?
 中国との全面核戦争を想定すれば、日本人が生き残るために戦略的に必要な人口は少なくとも中国の半分、今の日本の人口の5倍程度は欲しい。最低でも今の2倍、アメリカ並みの人口を実現しなければならない。
 100年越しで考えれば、将来は海底都市を建設し、そこに沢山の労働力が必要だ。そして日本の建設するスペース・コロニーにも大量の人員を送り込まねばならない。資本主義は、その原理上、経済圏の無限の拡大を必要とし、生命の本質もまた、無限の増殖にある。我々は、この世界に生まれた生物の一種である以上、無限の宇宙へ無制限に増殖してゆく義務を負っている。
 日本人は、この日本列島の上だけで終焉を迎える民族なのか?、そうではあるまい。日本人こそ、遍く宇宙に広がり、拡散する民族で無ければならない。
 日本人、産めよ、増やせよ、高齢者も! 
 
 



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