日本のニュートリノ研究


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 既にニュースになっているように、大村博士のノーベル生理学・医学賞の受賞に続き、素粒子ニュートリノの質量を発見した功績により、昨日、梶田教授がノーベル物理学賞を受賞した。日本の基礎研究力の高さを世界に示す快挙である(http://www.yomiuri.co.jp/science/20151006-OYT1T50067.html)。誠に喜ばしい。
 しかし、この梶田教授が研究しているニュートリノに関しては、何が何だか分からないと言う人も多い事だろう。さて、ニュートリノとは一体何か?
『■誕生時から宇宙漂うニュートリノ
 ニュートリノ 宇宙に存在する物質のうち、最も基本的な粒子の一つ。電荷を持たず、どんな物質もすり抜ける。「電子型」「ミュー型」「タウ型」の3種類がある。地球に飛来する宇宙線が大気とぶつかってつくられるほか、太陽内部の核融合や、地球内部のウランの自然崩壊などで発生。原発からも大量に生み出される。宇宙誕生時にできたニュートリノも宇宙を漂っており、地上でも毎秒1千兆個以上のニュートリノが私たちの体を通り抜けているとされる。(2015.10.6 産経ニュース)』(http://www.sankei.com/life/news/151006/lif1510060033-n1.html
 うーむ。


 そういうものだ。。。以下、簡単な補足。
 ニュートリノは極めて小さく、相互作用しにくい。従って、どんな物質も簡単にすり抜けてしまう。太陽から地球に降り注ぐニュートリノシャワーも、殆どが何事も無かったかのように、地球の反対側まで突き抜ける。
 従って、もしも仮にニュートリノ側から宇宙を見れば、この宇宙は殆ど何も無い空っぽの空間に見えるだろう。何故なら、遮るものが何もないから。
 ほんの一部のニュートリノだけが、稀に他の素粒子と衝突する。素粒子は極めて小さいので、素粒子同士の衝突は殆ど起こらないのである。極々たまに、素粒子ニュートリノが衝突し、光を発する。
 岐阜県の神岡にある測定施設、スーパーカミオカンデは、その際の僅かな光をキャッチすることでニュートリノの存在を検知することが出来る(http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/neutrinos.html)。
 この研究分野では、日本がトップである。




 
ニュートリノと私     単行本>


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