アルファ碁は人類を超えたか?


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 韓国人棋士がグーグルの人工知能「アルファ碁」に負けた件で「グーグルはなぜ中国人棋士を選ばなかったのか」と話題になっている。
『2016年3月11日、参考消息網によると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは10日、「イ・セドル九段は人類を代表して人工知能と戦うのにふさわしい人物か」と題する記事を掲載した。
「天才棋士」と呼ばれる韓国のイ・セドル九段(33)は、10日に行われたグーグルの完全子会社である英国のディープマインド社が開発した人工知能(AI)コンピューターソフト「アルファ碁」との第2局に敗れて2連敗となった。対局は5局行われるが、イ九段が勝利するには残り3局すべてに勝利しなければならなくなった。
 記事は、イ九段について「最も成功したプロ棋士」としながらも、「近年、彼の勝利はどんどん少なくなっており、昨年は世界選手権に一度優勝しただけだ」と指摘。一方で、中国の新星、18歳の柯潔(カー・ジエ)九段については「テニスで例えるならノバク・ジョコビッチ。彼はすでに2度もイ・セドルを破っており、イ・セドル以来、初めて1年間に2つの世界タイトルを獲得した」と今勢いに乗っている棋士だとしている。
 囲碁専門家は、「一般的に棋士のピークは20代だと言われる」と指摘しており、中国では「グーグルはイ・セドルがピークを過ぎていることを知っているはず。なぜ対戦相手に柯潔を選ばなかったのか」と疑問の声も上がっているという。(2016年3月11日 レコードチャイナ)』(http://www.recordchina.co.jp/a130873.html
 韓国人が人類の代表というのは違和感がある。


 グーグルは中国と仲が悪いので、アルファ碁の対戦相手として韓国人のイ・セドルを選んだのだろうか?、イ・セドルは国際大会で何度かタイトルを獲得しているから(囲碁世界タイトルの獲得者一覧)、確かに、囲碁の世界ランク上位の人物だということは言える。
 しかしレーティングで見ると、中国の柯潔の方が、実力としては上のようだ(「AlphaGoは李世ドルに勝っても、僕には勝てない」 世界最強の囲碁棋士(18歳)がコメント)。実際に、これまで柯潔はイ・セドルとの対戦で勝利している。
 アルファ碁とイ・セドルの対局成績が、最終的に3対1というのも、考えて見れば微妙である(最強棋士が人工知能に雪辱)。もしもアルファ碁と、現在実力がトップと考えられる中国の柯潔が対戦していたら、タイになるか、或いは人間側が勝ち越すことも、十分あり得たのではないだろうか?
 今回の対局では、人工知能の「ディープ・ラーニング」が注目された。ディープ・ラーニングとは、コンピューターの自己学習機能のことである。そこで、ふと思ったのだが、アルファ碁は、一体何をお手本にして学習したのだろうか?


 人間もそうだが、プロに勝とうと思ったら、プロから学ぶのが近道である。アルファ碁もまた、数多のプロ棋士の対局から学んでいるに違いない。そこで思うに、アルファ碁は、現在レーティング1位で、イ・セドルにも勝利している柯潔の過去の対局を主に学習して来たのではないだろうか。だからイ・セドルには勝てたということじゃないのだろうか?
 現在のコンピューターには、まだ碁の展開局面全部を先読みして計算し尽くす能力は無い(チェスの場合は単純なので全てを計算することが可能)。従って、先読みの計算能力で間に合わない部分を、パターン認識の能力で補っている。そのパターン認識の部分は、過去の勝ちパターンの蓄積である。
 今回、グーグルのアルファ碁が勝利したことで人工知能関連の株価も大きく上昇した(【市況】人工知能関連株が全面蜂起、“人類超え”で大相場序章とも)。
 確かに今後、人工知能が更に発展することは、疑いようが無い。そして人間の能力を超えるものに成長するのだろう。
 しかし今回のアルファ碁の勝利に関しては、八百長とまでは言わないが、どうもアルファ碁が勝つようにグーグル側が巧みに計算して得た「演出の勝利」のような気がしてならない。アルファ碁自体の能力は、まだ人間並みのように思えるのである。
 疑えばきりがないが、多分、韓国人が絡んでいるので、パターン認識の結果、胡散臭く思えてしまうのだ。これはディープ・ラーニングの結果生みだされた私の偏見だ。


<ディープ・ラーニング中のロボット>


 
人工知能は人間を超えるか     ハードカバー>


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