アメリカがやらないなら、それでも良い


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 米国務長官北朝鮮に「追加制裁の用意」。その一方、対話の意思もあるとのこと。
『ティラーソン米国務長官は3日、核・ミサイルで挑発を繰り返す北朝鮮に対し、「追加制裁を科す用意がある」と語った。一方で、北朝鮮と韓国を隔てる軍事境界線の「北側に入る口実を探しているわけではない」とも語り、金正恩(キムジョンウン)政権と対話する意思があることを強調した。
 国務省で職員向けにした演説で明らかにした。ティラーソン氏は、北朝鮮の経済的な後ろ盾となっている中国が核・ミサイル開発の阻止に取り組むかどうか「見極めているところだ」と語った。それが不十分ならば「米国は追加制裁の用意がある」と明言。北朝鮮と取引がある中国の企業を念頭に単独で制裁を科す構えを示しつつ、北朝鮮の核・ミサイル開発阻止に向けて国連安全保障理事会の制裁の完全な履行を迫った。
 ただ、ティラーソン氏は「適切な条件下であれば、対話に応じる準備がある」と述べた。北朝鮮の体制転換は求めないと強調。北朝鮮が「非核化を求めることこそが、将来の安全と繁栄を得ることができる」と語り、北朝鮮に非核化の交渉に応じるよう求めた。
 一方、米空軍は3日、大陸間弾道ミサイルICBM)、「ミニットマン3」の発射試験を実施したと発表した。米メディアによると、カリフォルニア州の基地から打ち上げられ、太平洋に落下した。先月26日にもICBMの試射をしており、北朝鮮に圧力をかける狙いがあるようだ。(2017年5月4日 朝日新聞)』(http://www.asahi.com/articles/ASK543SHSK54UHBI012.html
 ティラーソンも言ってる事が変わって来たな。


 最初の内、圧力一辺倒だったアメリカの態度も、だんだん腰砕けになって来た感じだ。
 これを何と見るか。
 作戦開始前の時間稼ぎか、それとも北の威嚇の前に怖気づいたのか?
 既に中国を使った北の核除去の試みは破綻しかけている(中朝決裂!)。そうであれば、本来ならアメリカが武力行使の圧力を高めなければならない。
 今北朝鮮の核を除去しなければ、アメリカは北の核除去のチャンスを永遠に失うだろう(「朝ナマ」で森本敏氏と初めて意気投合)。
 ここで本音を書いておくと、アメリカが北の核除去を諦めたのであれば、それはそれでも良い。
 元々、日本は既に北朝鮮の核搭載スカッド・ミサイルの射程内にある。北が核を持ち続けても日本の状況は余り変わらない。現在、北朝鮮を巡って危機が起きているのは、北朝鮮アメリカに届く核ミサイルを持ちそうになっているからだ。主としてアメリカ自身の安全保障上の問題から危機は起こされた。
 イスラエルが、イラク保有の前にイラク予防攻撃したように、アメリカには、北朝鮮予防攻撃する理由がある。
 それに対して、日本は既に北の核ミサイルの射程内にあるから、更に北の核開発が進んでも、日本の戦略状況は変わらない。


 むしろ、今の日本に必要なのは、北朝鮮に備えた自衛用の核兵器を持つ事だ。
 ところが、もしも今、北朝鮮の核が除去されてしまうと、日本が核武装する緊急の理由が失われてしまう。
 これは問題だ。
 何故問題かと言えば、日本が曝されてる核の脅威は、北朝鮮だけでなく中国やロシアの核も含まれる。ところが、日本の中では、何故か中国やロシアに対して核の脅威論は起こらない。
 つまり、北朝鮮の核が無くなると、日本の核武装が遠のく。
 この状況は、アメリカも理解しているようで、アメリカのエリートには、中国に北の核を除去させるために「北朝鮮危機が悪化すれば日本の核武装につながり、それは中国にとって最も避けたい事態だ、と迫るべきだ」とする意見があると言う。
 この状況は日本にとって不愉快なことなので、それならば北の核があった方が日本には戦略的に良いのである。即ち、北の核脅威の深刻化を理由として日本が核武装するチャンスが生み出され、日本が核武装すれば中国やロシアの核脅威に対抗できるので、それによって我が国の戦略的地位が向上出来るからである。






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