韓国の核開発

　北朝鮮が核保有国とされて久しい。一方で、韓国には核保有意思が無いのだろうか？
　明らかにされたＣＩＡ機密文書によると、少なくとも１９７８年までは、韓国において当時の朴正煕（パク・ジョンヒ）政権が独自に核開発を推進する意志を持っていたという。
（http://wowkorea.jp/news/Korea/2011/0926/10088862.html）
　半島では今現在も朝鮮戦争が終わっておらず、停戦状態が続いているだけなのだから、互いの国が軍事的優越のための努力を行い続けているのは当然の事だ。韓国が核保有の意志を持たないと考える方が難しいであろう。現実に北朝鮮は核を持った。韓国も国際社会に公言することは無いが、絶対に核保有の意志を持っている。
　イスラエルは核保有国と考えられているが、国際社会に対し核保有を公言したことは無い。核の持ち方には、秘密裏に核を持つという方法もあるのだ。
　軍事に機密はつきものである。情報公開の進んだ米国でさえ、秘密の軍事施設や秘密の兵器システムを山のように持っている（文字通り、山一つを掘りぬいて秘密基地になっている場所さえある）。同じように、準戦時状態にある韓国が、他国に公開せず、軍事機密のベールで隠しながら、秘密裏に核保有している可能性が全く無いとは言えない。
　日本の周辺は核保有国だらけである。中国、ロシア、北朝鮮。この上に、韓国が核保有を宣言したら、日本の周りは全て核保有国ということになる。しかも、友好的な国は一つもなく、全て日本との領土問題を抱えた国ばかりなのだ。
　どう冷静に考えても、日本が核保有しない・・・と言う選択肢は、あり得ないように思える。もしも、国内および国際世論が許さないというのであれば、政府内の一部局において秘密裏にでも核開発を進めるべきなのだ。
　日本は世界で唯一の被爆国であり、核の恐怖を知る国である。だからこそ、核を持つ権利があるとは言えないだろうか？、我が国こそ、万難を排してでも核武装を推進することが必要な国家なのである。

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