キムチ歴史劇に気を付けろ!



 その昔、マカロニウエスタンというものがあった。(http://www.syu-wa.co.jp/macaronitop.htm
 イタリアで作られた西部劇である。
 西部劇と言えばアメリカだが、その人気にあやかり、粗製乱造されたのがイタリア製西部劇。
 B級作品が多く、歴史考証などは適当だが、エンターテイメント性が高かったため、当時は、それなりにヒットしたようだ。
 そこでマカロニウエスタンに習い、「チャングム」とか「イ・サン」とか韓国の歴史ドラマを、ここではキムチ歴史劇と呼ぶことにする。
 このキムチ歴史劇が曲者で、実は、ファンタジーと言えるほど、歴史的正確性に欠けるようだ。
 ネットで調べたところ、例えば次のような点が全く歴史的事実と異なるという。
チャングムは白い服を着ていたはず。日本が韓国を併合した後に、染料のアニリンを持ち込むまで朝鮮の人々の服には“色”がついていなかった。
・民族服であるチマチョゴリは既婚女性の間ではトップレスであった。歴史考証を正確に行うと、チャングムは結婚してからは白いチマチョゴリをトップレスで着ていなければならない。(http://blog.goo.ne.jp/tomotubby/e/c394cbbf28ae728408d5a1a09cdc10a5
朝鮮半島では日本のように金貨や銀貨のような国家が鋳造した貨幣は存在せず、不完全な通貨しか無かった。チャングムの誓いなどで市場でお金を出して筆を買ったり、酒を買ったりするのは不自然。
・19世紀までの韓国には木工技術がほとんどなく、特に木を曲げる技術がなかったので、日本の大八車のような2輪以上の車輪を作ることができなかった。その為、馬車が出てくるのは誤りである。
・19世紀までのソウルでは2階以上の建物の建築が禁止されており、藁で葺いた単純な掘立小屋のようなところに住んでいた。家にはトイレも水道も風呂もない。入浴の習慣もなかった。壮麗な建物が出てくるのは誤り。
 これは一部に過ぎず、キムチ歴史劇には多くの歴史考証の誤りがある。これを、学者の見解にうるさいNHKが放送するのはどういうことなのか。キムチ歴史劇には、学者の見解は無関係ということか。
 マカロニウエスタンには、それでも傑作作品がいくつもあった。変に歴史を謳うよりも、韓国はファンタジーに徹して作品を作るべきではないか?

マカロニウエスタンの傑作、「続・荒野の用心棒」》




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(リンク)
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