北核開発費、配給されるトウモロコシ8年分



 北朝鮮が現在までに、核兵器の開発に使った費用を計算すると、中国産トウモロコシ価格に換算して1980万トンに相当するそうだ。
北朝鮮が現在までに、核兵器の開発に使った金は65億8000万ドル(約5271億円)に達し、北朝鮮はすでに3基以上のウラン原爆を含む10基以上の核兵器保有している可能性があることが分かった。
 匿名を条件に取材に応じた韓国国内の核問題専門家は2日「1980年代以降、北朝鮮が核施設の建設や稼働に使った費用は総額65億8000万ドルに達すると推定される。これは中国産トウモロコシの購入価格に換算した場合、1940万トンが購入できる額で、現在の配給量を基準とすると、北朝鮮の住民にとって約8年分の供給量に相当する」と語った。
 北朝鮮が核開発に使った費用の内訳を見ると、ウラン鉱石の採掘・精錬施設や寧辺一帯の核施設、ウラン濃縮施設を含む核施設の建設に約20億1000万ドル(約1610億円)、核技術の研究開発に3億1000万ドル(約248億円)、核施設(原子炉・再処理施設・濃縮施設など)の稼働に27億2000万ドル(約2179億円)、核兵器の開発に13億4000万ドル(約1074億円)、核実験に2億ドル(約160億円)が使われたと推定されている。
 前出の専門家はまた、北朝鮮が2000代の遠心分離器を設置、稼働していると主張していることから、この主張が事実だとした場合、年間40キロの高濃縮ウラン(HEU)の生産が可能だと推定される、と語った。ウラン原爆1基の製造に約15−25キロのHEUが使われるため、北朝鮮がHEUを利用した核兵器を年間に1−2基ずつ製造した可能性があるというわけだ。(朝鮮日報日本語版 2012/05/03)』(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/05/03/2012050300853.html
 因みに、日本で流通するトウモロコシは米国産で、日本スターチ・糖化工業会によると総量は1600万トン程度だそうである(http://www.starch-touka.com/qa_i.html)。その内訳の大半は飼料用であり、コーンスターチ用原料として約330万トン程度、コーングリッツ、フラワー・ミール及びスナック菓子用原料として約12万トン程度が利用されているとのこと。日本で流通するトウモロコシ量に当て嵌めれば、1年と少し分ということになる。
 北の核開発費、総額5271億円、高いのか安いのか?、そういえばスーパーマーケット・チェーンのライフコーポレーションが売上5000億円達成記念のキャンペーンをしてた(http://www.lifecorp.jp/item/index.html)。そのくらいの金額である。
 過去報道によれば2011年度の北朝鮮の国家予算は、日本円に換算すると実質180億円程度だそうである(http://potemkin.jp/archives/50692331.html)。恐ろしく貧乏だ。20兆円産業の日本のパチンコ・マネーが、北朝鮮にとってどれほど大きいものか実感できる。以前、北朝鮮の経済規模は沖縄県と同じくらいとどこかで聞いたが、沖縄県の予算ですら6100億円あるのだ。日本の経済規模からすれば小さな金額。しかし、極貧に近い北朝鮮の住民にとっては死活的な額。
 結論として、日本ならば簡単に核が持てる。
 だから、核開発もせず、外交力が無いと日本がぼやくのは、北朝鮮から見れば極めて大きな怠慢ということになろう。彼らの価値基準・思考方法で日本を判断すれば、日本は力を放棄した国、無視しても良い存在にしか見えないはずだ。彼らと外交的に対峙するには、こちらも彼らの基準やマインドセットを考慮する必要がある。つまり核を持つ北朝鮮や中国と等しい立場で対峙するためには、日本の核武装カードは必須である。それ無しに、彼らと実のある話をすることは、不可能に近いことを、我々日本人はよくよく考える必要がある。
 日本は直ちに核武装を進めるべきである。



核武装マグカップ
核武装C



ヒトラーの大陸間弾道弾「Hitler's Miracle Weapons」>




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