対日戦に備える韓国を支援する日本



『韓国国防省報道官は21日の定例記者会見で、中国との間で、韓国軍と人民解放軍が物資などを相互に融通できる協定の締結交渉を行っていると明らかにした。
 朝鮮戦争(1950−53年)で戦った中韓が軍事分野での協定を締結すれば初めてとなる。
 韓国は日本とも、自衛隊と韓国軍が部品や輸送作業などを融通できる物品役務相互提供協定(ACSA)など2協定の締結協議を進めているが、韓国の野党などの反対で締結時期は不透明になっている。
 韓国では、日韓協定が日米韓3カ国の軍事協力強化を警戒する中国の反発を招く、との反対論があり、韓国政府は中国との協定締結でこうした声を抑えられると見込んでいるもようだ。(共同 2012.5.21)』(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120521/kor12052114080001-n1.htm
 先日、日韓防衛協力協定なる不気味な協力体制の構築が日本と韓国の間で進められていたが、どうやら、向こうの反日勢力のお陰で暫く延期となったようだ(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120517-OYT1T01220.htm)。しかし日韓で防衛協力とは・・・日本政府は一体何を考えていたのか?、正気とは思えない。
 韓国は竹島を占領している敵国である。その韓国と軍事協力して、日本は何をしたい?、しかも韓国は戦時国家である。北朝鮮との戦争は停戦しているだけで、まだ終結していない。協定を結んでいたら、停戦が破られた時、日本と韓国は一体と見なされ、北朝鮮や、それを支援する中国から敵と見なされるだろう。韓国の不要な戦争に、自動的に巻き込まれてしまうのだ。
 その一方、韓国は中韓で軍事協力協定を結ぼうと策動している。これの仮想的はどこか?、韓国の軍事的脅威は第一には北朝鮮である。しかし、北朝鮮と中国は親しい関係にあるから、停戦が破られても中国が韓国を支援することはあり得ない。仮に支援しようと思っても、中国と韓国の間には北朝鮮があるから、支援ルートの構築がそもそも困難だ。そうすると、中韓軍事協定の仮想敵はどこか。これは間違い無く日本、・・・日本を想定したものだ。
 えーと、つまり、韓国は、北朝鮮、中国から攻撃を受けた時、日韓防衛協力協定があれば日本から支援が受けられる。逆に日本と竹島を巡り紛争になったら、中韓の軍事協定で中国の支援を受ける。そのような戦略を構想することができる。
 それでは、と・・・日韓防衛協力協定は、日本にとってどうか?、まず北朝鮮が、韓国より先に日本に攻撃を仕掛けてくる事はありそうにない。対北朝鮮を考えた時、日韓防衛協力協定は、日本にメリットが無い。そうすると、対中国に備えての日韓防衛協力協定か?、だが中国から日本が攻撃された時に、韓国が真剣に日本を支援するとは到底思えない(東日本大震災の韓国からの「支援?」を思い出せば・・・)。そして中韓軍事協定を結ぶとすれば、日本と中国の両方を支援するわけにはいかないだろうから、日本より、むしろ喜んで中国を応援するのではないか?
 政府が構想する日韓の防衛協力は、日本のためにならない。どう考えても、朝鮮戦争が再開した時、日本が韓国を支援する、その目的にしか役立たない一方的な協定だ。
 日本は、何故、自国の利益にならない日韓防衛協力協定を、戦時国家である韓国に持ちかけるのか。相手が乗り気でないのにも関わらず。これは国家戦略として異常である。何故、敵国をそんなに助けたい?
 日本の指導部は、正しい戦略的判断を下す能力を完全に失っている。政策を見る限り、日本の国家中枢は、敵対勢力の送り込んだエージェントにより浸透を受けており、その強いコントロール下にあると断定するしかない。
[一年以上前から韓国に防衛協力を迫る日本、昨年のニュースより]



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