核ミサイル列車、ロシアが準備



 2020年までに、ロシアが核ミサイル搭載列車を新たに展開するという。
『ロシアは2020年までに新たな軍事鉄道ミサイル複合体を創設しようと計画している。
 軍需産業複合体の幹部のひとりがリアノーボスチ通信に語ったところによると、2020年後はこのミサイル複合体はロシア戦略ロケット軍の軍備に入る可能性がある。
 2005年戦略攻撃兵器削減に伴い、ソ連時代に創設された軍事鉄道ミサイル複合体を軍備から取り除いた。これによりロシアと米国の間には1993年、第二次戦略兵器削減条約(START2)が結ばれている。
 軍事鉄道ミサイル複合体は特別に設計された鉄道の構成体で、その車両には戦略ミサイルが搭載されている。ソ連時代の軍事鉄道ミサイル複合体にはミサイル発射用のユニット3台と12のミサイル「モロデェツ」が配備されていた。
 軍需産業複合体の情報筋によると、ロシアはSTART3条約がこうしたミサイル複合体の創設を禁じていないことを理由に、軍事鉄道ミサイル複合体の復活を決定した。
 また新軍事鉄道ミサイル複合体はロシア軍需産業複合体によってのみ創設され、ソ連型の大量の固形燃料を使用する弾道ミサイルとは異なり、鉄道車両に収めることができるよう、従来の2分の1の大きさとなる。(27.12.2012 ロシアの声)』(http://japanese.ruvr.ru/2012_12_27/99368101/
 ロシアの核戦力は、戦略ミサイル原潜(http://ken3akita.blog.fc2.com/blog-entry-204.html)から地上発射式の大陸間弾道弾まで多彩だ。だが戦略ミサイル原潜について言えば、大陸国家であるロシアは、歴史的に海上戦力の機動的展開に課題を抱えている。日本海海戦の時、クロンシュタット港のバルチック艦隊と、ウラジオストックの艦隊とを集結させるために、バルチック艦隊を地球半周させる必要があった事を思い出せば、その困難さが想像できるだろう。
 その戦略ミサイル原潜の欠点を補うため、土地の広いロシアは鉄道を利用し、ユーラシア大陸のロシア領内に核ミサイルを縦横に機動展開させるのだろう。
 核ミサイルどころか、巡航ミサイルの一発も持たない日本から見れば、羨ましい限りだ。
 他国を羨ましがってばかりいられない。日本も早くミサイルを、そして核弾頭を持つべきだ!



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